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医院のリスティングの広告費をまったく増やそうとしない業者さんって大丈夫?と思ったことはありませんか?
前回の記事で、リスティングの運用をする業者さんは広告費に連動して業者さんの売上が増える、という話をしました。
そのような中、広告費をまったく増やそうとしない業者さんもいます。当然「そんな業者さんって大丈夫なの?」と思われるはずです。今回の記事では、そんな業者さんがビジネスをするときの頭の中をご紹介します。
まったく広告費を増やそうとしない業者さんの意図は?
業者さんの中には広告費をまったく増やそうとしない、提案がないところもあります。歯科医師の先生がたに言われたら言われたことをそのままやる、というタイプの業者さんです。先生のビジネスを拡大し、広告費を増やして売上が増えればWin-Winなはずなのに、なぜそれをしないのでしょうか。
それは先生のようなクライアントが無数にいて、薄利多売のビジネスで成り立っているからです。
薄利多売のビジネスの場合、1件1件の状況を把握し、広告費を増やすべきか否かの判断をするより、その判断をせずに言われた金額で広告を出し続け、言われたらやる、程度の対応にしないと業務がかさみ、割が合わないでしょう。
どの医院にも言えることしか書いてないような定型化されたリスティングのレポートを見たことはないでしょうか?(年末はお休みに入るので検索する人が減りますね、など)
また、急に新卒1年目の人が先生の医院の担当になったことはないでしょうか?
誰にでもできるようにしてビジネスをまわす、つまり効率化を優先した業者さんの一種の最適解なのです。
残酷な話をすると、数多あるクライアントさんの中のひとつでしかない、とも言えるかもしれません。
リスティングから視点を上げると別のビジネスが見えてくる
前回の記事では広告費を増やそうとするのも問題、今回の記事では広告費を増やさないのも問題、とすると、広告費を増やすのも増やさないのもどこか歪みを感じる構造じゃないか、と思われるはずです。
では、どうしたら業者さんから先生にとって最適な提案をしてもらえるのでしょうか?
それはリスティングのひとつ上まで視点を上げて提案してもらうことです。
リスティングの部分だけを考えると、その中で広告費を増やす増やさないの話でビジネスが終始します。ひとつ上の視点で考えるとどうなるでしょうか。
ひとつ上となると、ウェブだけで考えても、SEOやMEO、ポータルサイトやSNSなど、さまざまなマーケティング施策があります。
例えば「先生の医院の患者さんを増やす」という目的を達成するためのマーケティング施策はリスティングだけではないはずです。リスティング以外の施策も業者さんと相談し、その部分を業者さんのビジネスにしてもらえば最適な提案をしてもらいやすくなるでしょう。
これは先生と患者さんの関係にも同じことが言えるはずです。
例えば「インプラントをして欲しい」と来院した患者さん。“インプラントを入れること”をゴールにするのではなく“患者さんが噛めるようになり、幸せになること”をゴールにすると、提案も変わるのかもしれません。その患者さんにとって最適な治療を、患者さんの立場になって考えてみると、インプラントだけではない、まったく違うアプローチでそれを実現できるのではないでしょうか?
このように広告費の手数料で売上を立てていますというリスティングの業者さんでも、業者さん側の事情によって、広告費の提案やレポートの内容は大きく異なります。
ひとつ上の視点での提案が欲しい先生がたは、薄利多売型ビジネスをやっているような業者さんはやめておきましょう。加えて、何の考えもなく広告費だけを上げようとする業者さんもやめておきましょう。
つまり、業者さん主導での広告費の上げ下げをしようとする業者さんはやめておきましょう、ということです。先生の医院のことを考えて、提案してくれる業者さんを選んでください。
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