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GA4でオーガニック検索のキーワードとページ別流入数を確認する方法(サーチコンソール関連のデータ)

GA4でオーガニック検索のキーワードとページ別流入数を確認する方法(サーチコンソール関連のデータ)

GA4でもサーチコンソールと連携し、サーチコンソールのデータを閲覧できるようになりました。(GA4リリース当初は未対応でした)

今回の記事では、サーチコンソールと連携することで確認できる、オーガニック検索キーワードとページ別の流入数のデータの見方をご紹介します。

まずそもそもGA4とサーチコンソールの連携が必要

GA4でオーガニック検索のキーワードや流入数などのサーチコンソールが取得しているデータを見るには、ユニバーサルアナリティクスのときと同様、GA4とサーチコンソールを連携しておかなくてはなりません。

連携がまだの方は、下記の記事の「リンクを作成する」を参照し、連携をしましょう。

■[GA4] Search Console との統合
https://support.google.com/analytics/answer/10737381?hl=ja

データ確認の手順

GA4を開き、左メニューの「ホーム」の下の「レポート」をクリック。

クリックすると表示される、その右のメニューの中からライフサイクルの項目の中の「集客」をクリックして開き、さらに「概要」をクリックします。

右側に表示される「集客サマリー」のレポートの下の方に「GOOGLE オーガニック検索トラフィック」「GOOGLE オーガニック検索クエリ」というものがあります。そちらを見ていきましょう。

ページ別の流入数は「GOOGLE オーガニック検索トラフィック」レポートで確認

レポートをクリックをすると「Google オーガニック検索レポート: ランディング ページ + クエリ文字列」というデータが表示されます。

これでGoogle検索から特定のページに流入したユーザーの数などのデータが確認できます。

データはこんな感じです

※サーチコンソールで言うところの「検索パフォーマンス」>「ページ」タブをクリックした状態と同じレポートとなります

※ユニバーサルアナリティクスで言うところの「集客」>「Search Console」>「ランディングページ」と同じレポートとなります

レポートでは、サーチコンソールやユニバーサルアナリティクスでは表示されない「エンゲージ」に関するデータがレポートの右の方に表示されていますね。これをもとに検索経由での流入の質をランディングページ別に判断できそうです。

このランディングページから入ってきたユーザーはエンゲージメント率が高いのでどうのこうの、という話ができます。

オーガニック検索のキーワードは「GOOGLE オーガニック検索クエリ」レポートで確認

最初の「集客サマリー」レポートに戻り、「GOOGLE オーガニック検索クエリ」レポートをクリックをすると「クエリ: Google のオーガニック検索クエリ」というデータが表示されます。

これでいわゆるSEOで流入してきたユーザーの使った検索キーワードが確認できます。

※サーチコンソールで言うところの「検索パフォーマンス」>「クエリ」と同じレポートとなります

※ユニバーサルアナリティクスで言うところの「集客」>「Search Console」>「検索クエリ」と同じレポートとなります

こちらはエンゲージに関するデータは表示されず、サーチコンソールやユニバーサルアナリティクスと同じ項目が表示されています。

GA4レポートの「コレクション」に追加してサーチコンソールのデータを見やすくしましょう

上の手順ですと、いちいちレポートの概要から入っていかねばならず、面倒ですね。

ですのでGA4の「コレクション」の機能を使って、左のメニューにサーチコンソールを表示させましょう。

GA4を開き、左メニューの「ホーム」の下の「レポート」をクリック。

すると左下あたりに「ライブラリ」が出てくるのでクリック。

そうすると「ライブラリ」のページに移動します。「ライブラリ」ページの「コレクション」の中を見ると、以下の画像のようになっているはずです。

「コレクション」の中に「Search Console」という項目があるので、項目内の右上の三点リーダーのようなものをクリック。

プルダウンの中に「公開」がありますのでクリックします。

そうすると以下のように、左メニューに「Search Console」というメニューが表示されます。

ユニバーサルアナリティクスのときも左のメニューから「集客」>「Search Console」と進んでいたと思うので、それに似た形になりました。
※必要に応じて表示をもっとカスタムすることもできますので「コレクション」をご活用ください

個人的には・・・

ユニバーサルアナリティクスのときは、アナリティクスでサーチコンソールのデータを見られるのはありがたいながらも、概要をざっくり見るとき程度しか使いませんでした。

分析をするための詳細なデータを見るときは、サーチコンソールの方が使い勝手がいいのでそちらを使うことが多かったですし、今後も変わらないように思います。例えば、特定の1ページの検索クエリの確認するときなど。

ただGA4ではエンゲージと紐づいたデータを見ることができるのはいいですね。

弊社ではGA4について、月に5社様限定でZoomでの30分無料相談を行っております。疑問などがありましたらこちらからお気軽にお問い合わせいただければと思います。

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