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GA4でSNSからの流入を確認する方法
GA4でTwitterやInstagramなどのSNSからの流入を確認する方法をご紹介します。
確認の手順
GA4を開き、左メニューの「ホーム」の下の「レポート」をクリック。
クリックすると表示される、その右のメニューの中からライフサイクルの項目の中の「集客」をクリックして開き、さらに「トラフィック獲得」をクリックします。
※ここまででユニバーサルアナリティクスで言うところの「集客」>「すべてのトラフィック」>「チャネル」のレポートと同じレポートとなります
ここで「Organic Social」と表示があるのが、いろいろなSNSからの流入を合計したものです。
TwitterやInstagramなど、SNS個別の流入数を知るには
上で表示したレポートで、さらにレポートの中の左真ん中あたりにある「セッションのデフォルトチャネルグループ」をクリックし、出てくる項目の中から「セッションの参照元/メディア」をクリックすると、TwitterやInstagram、FacebookなどSNS個別の流入元を確認できます。
※これで、ユニバーサルアナリティクスで言うところの「集客」>「すべてのトラフィック」>「参照元/メディア」のレポートと同じとなります
このレポートの見方
SNS別の流入データを見て、それぞれのSNSの流入数の把握はもちろんですが、例えば以下のようなことが分析できます。
セッションあたりの平均エンゲージメント時間、イベント数、エンゲージメント率に差はないか
例えば「Twitterからの流入よりもInstagramからの流入の方がエンゲージメントに関する数値が高いので、Instagramに工数や予算を使おう」などの判断が可能です。
具体例として、弊社のGA4のデータを見ると・・・
データの中の「4」の行にある「t.co / referral」がTwitterですので、セッションは93あって、エンゲージがあったセッションは42、エンゲージメント率は45.16%となので、まずもう少しエンゲージメント率を上げられないか、という考えになります。
※「エンゲージ」の定義は、10秒を超えて継続したセッション、コンバージョンイベントが発生したセッション、または2回以上のスクリーンビューもしくはページビューが発生したセッションの数。よく見てくれているユーザーは当然エンゲージしてくれている、ということです。
そして「7」の行以下にInstagramやFacebookからの流入もありますのでTwitterと比較していきます。(このデータの場合そもそも母数が少ないのでなんとも言いづらいのですが)
セッションあたりのイベント数やエンゲージメント率を見比べると
・Twitter(t.co)の方がエンゲージメントに関する各数値が高いので、より多くのアクションをしているユーザーが多いので狙い目なのかも?
・InstagramやFacebookは数値が低いので投稿の改善余地はないのか
というような話ができます。
データを眺めるだけではなく、何かしらデータを読み解いて、さらに施策まで繋げられるようにしましょう。
弊社ではGA4について、月に5社様限定でZoomでの30分無料相談を行っております。疑問などがありましたらこちらからお気軽にお問い合わせいただければと思います。