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弊社が歯科医院さんのGoogle広告をスタートするときにお聞きすること、ご提案すること
歯科医院さんが「そろそろホームページに広告で集客を始めたいな」という段階になったとき、同時に「何をしたらスタートできるんだろう」と思われる医院さんも多いと思います。(実際弊社にも「広告やりたいんだけど、どうしたらいいんだっけ?」というご相談が多いです)
今回はそんな相談を弊社が受けた際に、どのように広告をスタートしていくかをご紹介できればと思います。
まず歯科医院さんにお聞きすること
「広告よろしく!」だけでは弊社も対応のしようがないので笑、まず最低限これだけは聞いておかなければ、という部分を医院さんにお聞きします。
どんな人をホームページに連れてきたいですか?
・希望する治療
・年齢
・性別
・地域
など
ホームページに連れてきたいのは何人ですか?
問い合わせ件数で〇〇件や、契約人数で〇〇人、など目標とする数字をお伝えいただければと思います。
※この部分をプランニングするところからご相談も可能です
ご予算は決まっていますか?
かけられる予算が決まっていればお聞きして、その中でできることをお伝えします。もし決まっていなければ、こちらからご提案いたしますのでご安心ください!
仮に予算が決まっていたとしても、もっと増やした方がいい場合や、そんなにかけなくていい場合も弊社からご提案いたします。
弊社でご提案すること
お聞かせいただいたご要望をもとに、弊社でGoogle広告の設定を進めてまいります。ここでは設定時の注意点なども含めて記載していきます。
キーワード(どんな検索をした人に広告を出すか)
Google広告は検索ユーザーのキーワードに対応して広告が表示されますので、ターゲットとなる患者さんがどんな検索をするかを予測し、キーワードを設定し、集客します。
例えば、代々木でインプラント治療をしたい、という人を集客したい場合、「インプラント 代々木」などです。
逆に、集客したくない人がいる場合、除外キーワードというものも設定します。例えば、自費治療を求めている人に広告を出したい場合は、除外キーワードに「保険適用」などのワードを入れておきます。
広告文(どんな広告文章を表示させるか)
キーワードを登録し、広告が表示されても、クリックされなければホームページへの集客はできません。
そのため広告をクリックしたくなるように、広告文を魅力的にする必要があります。
広告文のパターンを多数登録しておき、効果の高いものを残すのが定石ですが、最近はAIが発達し、自動的に効果の高い広告文の組み合わせを選定して出してくれる、『レスポンシブ検索広告』というものが主流となっています。(AIに学習をさせるために、広告文のパターンを多数登録しておくのは以前と変わらずです)
先生とのやりとりをふまえて設定した広告を、運用の中でも改善してまいります。
ランディングページ(広告をクリックしたときの飛び先ページ)
広告がクリックされたときに、よりスムーズに問い合わせになげられるページに誘導します。
TOPページがいいのか、それとも直接治療のページにいくのがいいのか。はたまたブログに飛ばしてみるのか。目的に応じて設定します。広告文と対応しているかどうかも重要です。
広告を開始したあとも、運用の中での効果を見ながら、設定を調整し、検証します。
効果予測(予算をいくらかけたらどれくらいの反応がある?)
キーワード、地域の設定が決まればGoogle広告のツール「キーワードプランナー」で広告の数値の予測を立てることができます。また弊社の運用実績や収集しているデータをふまえて、その数字を精緻にすることが可能です。
この予測をもとにして、いくらの予算をかければどの程度の問い合わせが得られるのか、を算出します。
※算出した数字はご提案の際に共有いたします
その他に設定すること ※もちろん弊社対応です!
上記の内容をもとに広告設定を進めますが、その際に合わせて設定しておくべき項目も記載しておきます。
運用の中では重要な部分ですが、先生がたにとっては詳細を説明されても、、というところがあると思うのでやや端折って記載します。
コンバージョン設定(問い合わせデータの取得)
Google広告はクリックが多ければいいというわけではありません。
効果を測定するにはやはりコンバージョン(問い合わせや予約など)のデータを取得するのが必須です。
問い合わせ完了ページを登録し、どの広告やキーワードが問い合わせにたどり着いたのかのデータを取得します。
Googleアナリティクスとの連携
Google広告の効果測定は、Googleアナリティクスを連携させることでより効果的に行えます。Google広告の中の設定を終えて完了!ではなく、外部ツールとの連携も確実に。
医療広告ガイドラインへの対応
歯科医院の広告にあたって必ず気にしなくてはならないのが医療広告ガイドラインです。
言葉の表現について、虚偽がないか、比較優良広告になっていないか(「この治療よりうちの医院の治療の方がいいですよ」的な内容)、誇大広告(所属医師の数などの何十人という表現など ※事実であればOKですが)、体験談、ビフォーアフターなどの記載についても考慮します。
広告表示オプション(検索結果での広告の見た目の調整)
広告の設定はキーワード、広告文、ランディングページがメインではありますが、広告の評価を上げたり、広告をより大きく目立たせるために広告表示オプションも重要です。
Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)との連携も広告表示オプションにて設定します。
まとめ
ここまでずらっと書いてきましたが、医院さんが準備するのはシンプルに
「どんな人を何人くらい連れてきたいか」
という点のみです!ご安心ください!
どんな人を何人くらいか、というところも状況をおうかがいしながら、ご相談に乗りつつ決めることも可能なのでぜひお気軽にご相談ください。
その他の部分についても弊社側のノウハウをふまえて、ご提案させていただきます。
インターネットの広告と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、あくまで(ホームページに限らない)先生の実現したいことを叶えるためのひとつのツールと考えていただければよいのではないかと思います。
弊社では多くの歯科医院さんのホームページ、治療専門サイト制作・運用~集客をサポートしており、問い合わせ、契約の増加に貢献いたします。
ホームページの制作・運用、広告、SEO、アクセス解析、セカンドオピニオンなどをお考えの際はお気軽にお問い合わせください。
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