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コロナ禍の今、歯科医院は広告をGoogleに出し続けるべきか?
新型コロナウイルスはなかなか収束する気配が見えづらいですね。
その中で、先生がたは医院の広告をどのようにされているでしょうか?
弊社のクライアントの医院さんも、主にGoogleを通じて広告を出していることが多く、広告の方針を新型コロナウイルスの状況を鑑みてご提案しております。
実際、この外出がどうしても控えられがちな状況の中で「広告を出し続けた方がいい?(広告を止めた方がいい?)」というのはどの先生からも聞かれることですので、今回の記事でその判断の手助けとなる情報をご紹介できればと思います。
広告の観点では競合が減るのでチャンスとも言える
Googleの広告は基本的にオークション形式でその枠の値段が決まります。
オークションの競合が減れば、もちろん広告枠の値段は下がります。
例えば、普段1クリックに対して200円払っている広告が、1クリック150円になったりします。仮に一ヶ月に10万円の広告費を使っているとしたら、1クリック200円なら500クリック(500人)の獲得ですが、150円になれば700人弱が集客でき、同じ予算でも200人も集客を増やすことができます。
今の状況の中で、新型コロナウイルスの影響によって患者さんが減り(売上が下がり)広告を止めた医院さんや、広告の費用対効果が悪化すると読んで広告を止めた医院さんも多いことでしょう。
そのため、今は広告での集客の費用が安くなる、チャンスとも言えるのです。
歯の悩みを抱える人の数は変わらない
次に患者さんの数の視点からです。
新型コロナウイルスが流行したからと言って、歯に悩む患者さんは増えたり減ったりするでしょうか?今回のウイルスが歯に影響する、というような話はないので、患者さんの数が変化することはなく、いつもと変わらずいらっしゃるはずです。
むしろ、日々のテレビなどでも健康に関連する番組やコーナーが再放送されている状況の中で、健康意識が高まり、歯についても気にすることが増えているのではないか、というのが個人的な所感です。
OMRONの調査でも健康意識が変化した、という人が8割にのぼっています。
これもどちらかと言えばプラスの要素となるのではないでしょうか。
単価の高い治療はもともとすぐに契約に至るものではない
加えて、特に単価の高い(例えば100万円以上の)自費治療はもともとすぐに契約に至るものではありません。
弊社のクライアントさんの医院の患者さんの中でも
「ホームページを見てから6ヶ月間お金をためていたんです」
「自分自身はすぐにでも治療したかったんですが、家族の了承を得るのに時間がかかってしまいました」
とおっしゃる患者さんの話をよく聞きます。
そのため、今出している広告も実際は数カ月後以降に効果が出てくると言えるものでもあるのです。(もちろんポーンと払える患者さんもいらっしゃいますので、全部がそうであるとは言えませんが)
またこれはコロナ以前の話ですが、先生から
「一時期広告の効果に疑問があったのでしばらく広告を止めていたら、半年後くらいから急に問い合わせが減ってきた」
というお話も聞いたことがあります。
なので、特に単価の高い治療については短期での広告効果の判断が長期的な部分では命取りになる可能性もあるのです。
あとは医院の状況を見てご判断を
ここまで、どちらかと言えば「広告を出し続けた方がいいですよ」という方向性で記事を書いてきましたが、これはあくまでわたくしが今まで聞いてきた話や知識を集めた一般論です。
あとはもちろん各医院さんの院内の状況や、地域でのコロナの感染状況などによってもその判断は変わるはずです。
今回ご紹介したようなことがある、ということを先生方の頭に入れていただきつつ、その都度ご判断いただくのがよいかと思います。
「新型コロナウイルスが流行っている=患者さんの動きが鈍る可能性が高いので広告を停止する」というように直感的な判断にならないよう、複数の軸からとらえて施策を考えましょう。
弊社ではクライアントさん向けにいつもこのような情報を共有した上で、どのような施策を打っていくかをご相談しております。
また、コロナウイルスは例えば月に1回のお打ち合わせペースだと状況が変わり過ぎていることもあるため、日々連絡を取りながら業務を進行させていただいております。
今回の件についてご質問などありましたら、お気軽にお声がけいただけたらと思います。
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