ご自身の治療のこと、医院のことを知っていただくために、情報発信が必要で、それを広めていく方法は大まかに2つあることを前回の記事でお話ししました。

広告とコンテンツマーケティングです。
お金をかける方法とかけない方法ですね。

広告は確実性と即効性が魅力で、予算がダイレクトに効果として反映されます。

一方、コンテンツマーケティングは、即効性はありませんが、時間をかけて効果が上がっていきます。

私たちがメインでおすすめしているのは効果を加速度的に増やしていくことができるコンテンツマーケティングです。今回はそのコンテンツマーケティングについてご紹介します。

コンテンツマーケティングは長期視点の資産運用と似ている

コンテンツマーケティングは簡単にお伝えすると、ブログを通じて情報発信をしていく中で、集客を増やしていく施策です。

ブログの執筆をライターさんにお願いせずに、先生ご自身で行えば、予算も限りなくゼロで運営できます。

コンテンツマーケティングのいいところは、予算ゼロでスタートできるのに時間をかければWEB上（Google検索）での影響力を存分に発揮してくれることです。

私たちが先生方にコンテンツマーケティングをご説明する時は、記事をストック型の資産運用に例えることが多いです。

ブログの記事が医院のホームページ上で貯まっていけば、Googleで検索される確率は高まっていきます。その記事は自分のブログやホームページに蓄積されているわけですから、消さない限りずっと自分の持ち物です。つまり記事＝資産という考え方になります。

そして、そのブログの記事に興味を持った将来的な患者さん候補が読んでくれます。もし記事の内容（治療方法など）に興味を持ち、通院に迷われている場合、何度も確認のために訪れることでしょう。また、ブログ内にある他の記事も読み込んでもらうことができます。つまり、そういった患者さん候補のストックを貯めることが可能なのです。

記事をストックしていくことで、患者さんの候補もストックしていくができるので、資産運用で例えるなら、お金を積み立てていけば、利息が増えてきて（患者さん候補の増加）、さらに副次的に複利が得られる（患者さん候補がブログ記事を読むことで医院に対する信頼度を増していく）とでも言えるでしょうか。

この説明をすると先生にも「あ～、なるほど」と納得されることが多いです。

広告は打ち上げ花火のようなもの

一方で広告は出した瞬間、効果が出ます。

Googleなどの検索の上位に出ますので、クリックされます。
クリックされると、予算が消化されていくことになります。

簡単に説明しますと、1万円の予算があり、1回クリックされると100円かかるとしましょう。そうすると100回分クリックされる間、広告が表示されるわけです。

以前ご説明した「歯科医院 東京」といった検索ワードは1回のクリックの料金が高く、300円以上かかりますので、10万円を使って300クリックほどでしょうか。

予算がなくなると、検索上位には出なくなるので、再び予算を追加しなくてはいけなくなります。

広告を出す→効果が出る→やがてなくなる→広告を出す→効果が出る→やがてなくなる………このスパイラルに陥るわけですね。花火のようなものです。

花火を作って打ち上げたら（広告費をかけたら）きれいな花火が見られますが（効果が得られますが）それはすぐに消えてしまいます。（予算がなくなれば効果も消えてなくなってしまいます）

ということで、広告単体では打ち上げ花火のような一時的なものなのです。

「広告は悪！」と言いたいわけではありません

「広告は悪！」というような流れで書いてきてしまいましたが笑、私たちはコンテンツマーケティングとの組み合わせた広告を先生方におすすめしています。

あくまでバランスです。

すぐに効果を得られる広告と、じわじわと効いてくるコンテンツマーケティング。

このバランスを医院の状況、予算、ホームページの充実度、ホームページの使いやすさなどをふまえて調整していきましょう。

例えば、ホームページに全くブログ記事がないのに、大量の広告予算をかけても、なかなか効果を得られないのは当たり前でしょう。（無尽蔵に広告費を出せるというなら話は別ですが）

ネットの広告予算はいつでもフレキシブルに変えられることが強みです。
ブログ記事が揃ってきたらじわじわと広告費を増やし、費用対効果が成り立つポイントでうまく広告を使っていくのが大事な戦略です。
その部分をウェブ業者などと相談しながら進めていくことが重要です。

医院の特徴、治療の特性、先生方の魅力などを発信しているブログ記事は、何ものにも変えがたい財産です。その資産を広告とともに賢く使うことをおすすめします。

長期視点での資産運用をお考え・実施中の先生は、弊社と気が合うかもしれません笑、ぜひお気軽にご連絡ください！