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Google検索で先生の歯科医院のサイトが急に出てこなくなった!どうしたらいい?

今回の記事ではGoogle検索でのサイトの掲載順位、いわゆるSEOについてのお話をできればと思います。
コロナの影響で来院が難しくなった今、インターネット上で歯科医院の情報を探すことの重要性はますます高まっていくでしょう。
その中でも大きな一端を担うのがSEOです。
つい先日、Google検索でのサイトの掲載順位が大きく変動する、いわゆるGoogleアルゴリズム アップデートがあったので今回の記事にてその対応方針についてご紹介できればと思います。
▼Googleの担当者によるアルゴリズム アップデートの告知
Google検索で医院のサイトが急に出てこなくなったときはありませんか?
・「歯医者 代々木」「入れ歯 代々木」で検索したら検索結果で一番上に自分の医院が出てきたのに、ここ最近出てこない
というようなことが起こったことはありませんか?
Googleは年に数回、検索結果でのサイトの掲載順位を大きく変える『アルゴリズム アップデート』をしています。
Googleは毎日リアルタイムで少しづつホームページの掲載順位を変えていますが、広範囲に渡って大きな順位変動が起きるのが、このアルゴリズム アップデートのタイミングです。
上述したように、急に検索結果に出てこなくなってホームページへのアクセスが減ったり、逆に急にアクセスが増えたと思ったら、今まで検索しても出てこなかったキーワードで上位に表示されていた、ということも起こります。
大きな変動が起きたときによく先生方がする勘違い
大きな変動が起きたとき(主に掲載順位が下がったとき)に、先生方が勘違いされ、よく相談されるのが
「今まで出していた記事の内容がよくなかったのではないか?」
「下がった記事を修正した方がいいのではないか?」
という内容です。
検索結果で自分の医院のホームページの掲載順位が下がったということは、Googleの評価基準で以前よりよくない評価をされた、ということなので、もちろん上記のような考え方を持つのももっともなのですが、実はかなり危うい部分を持っています。
検索結果での掲載順位が下がった=悪い、と判断することは危うい
お伝えしたいことは2つありまして、
1つ目は『Googleは完璧ではない』ということです。
先生自身が詳しい何かの事柄について、Googleで検索してみてください。その検索結果で上位に出てくるサイトは、その内容について詳しく書かれているでしょうか?
そのサイトが上に表示されるべきだ、と先生が同意できるサイトが上位に出てきているでしょうか?「なんでこんなサイトが上位に出てきているんだ」ということもよくあるはずです。
Googleは数え切れないほどの数のホームページの順位を無数の指標を使って決めています。これは当然人間ができる芸当ではなく、ロボットを使っているのです。機械的に算出された順位であるため、そのページが本当にいいのか悪いのかどうなのかはGoogleもわかっていないのです。
わかってないというと言いすぎかもしれません。
あくまで暫定的に今の順位にしましたよ(現時点での最適解はこれです)ということであって、それは今後もまた基準が変わり、上位に表示されるホームページが入れ替わります。
なので自分のサイトの掲載順位が落ちたのもGoogleのロボットの基準のミスかも知れない、というのは頭の中に入れておいた方がいいでしょう。
※“ミス”と記載しましたが、Googleは常に検索結果を改善しているため、ミスという表現というよりズレという言葉が正しいかもしれません
そしてもうひとつ。
先生の書いたその記事を読むのは患者さんである、ということです。
Googleが全く評価してくれなくても、患者さんの心に響く記事は必ずあります。「この記事にはアクセスは全然ないのに、それを読んだ患者さんが来院してくれた」ということは、クライアントの先生の中でもよく起こります。
Googleの検索順位が下がったからといって、上記のように患者さんの心に響いている記事を修正しますか?
「下がったから記事を修正しなくては!」というのは、一度記事を見直すきっかけとしては正しいのですが、その内容を必ず修正しなくてはならない、ということではありません。
自分自身で書いた記事内容が「これでOKだ」と思うのであれば、SEOでアクセスがないとしても、広告などでアクセスを補填してバランスを取るほうがいいのです。
そのように先生の中でいいものだと納得できている記事は、記事内容をそのままにしていても、また数カ月後のアルゴリズム アップデートで大きく順位が上昇する、ということもよくあることです。
どうしても掲載順位が下がった記事が気になる場合は患者さん視点で考えてみましょう
どうしても下がった記事の内容が気になるのであれば、もう一度読んでみて説明が足りない部分や、よりよくできる部分がないかを見返してみましょう。
よりよくする余地があるのであれば、患者さんに読ませる意味でも、GoogleのSEO的な意味でも、両方にプラスになることになるはずなので、記事の修正をした方がいいでしょう。
その際に
①患者さんに読ませる意味
②GoogleのSEO的な意味
の2つを必ず①⇒②の順で考えることが一番大事です。
①⇒②の順番で取り組めば、(時間がかかったとしても)必ず実ります。
ですが、②⇒①の流れは実る場合もあれば実らない場合もある、実ったと思っても結局ダメになったりする、というギャンブルになります。
あくまで①、要は患者さんに読んでもらう部分を主導として、記事を仕上げていくことが大事です。
SEOの知識をつけてきた中で、あまりにも②のGoogleの評価を気にしすぎていないか、もう一度①の患者さんの視点に立ち返ってみてください。
あくまで記事を読んで来院するのは患者さんです。Googleではないのです。
患者さんの役に立つ情報発信をしていれば、必ず報われる、と信じて発信を続けることで、その結果Googleにも評価されてホームページの掲載順位が上がるのです。
Googleも公式に同じことを言っています
弊社のようなウェブ業者がこのようなことを書くと「本当なの?」と思われるかと思いますが、Googleの公式ブログでも同じような内容が書かれております。
合わせてこちらもご覧いただくと納得度が高まると思いますのでよろしければ!
■Googleコアアップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと
https://developers.google.com/search/blog/2019/08/core-updates?hl=ja
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