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Googleアナリティクスは先生ご自身でも確認するべき。歯科医院のホームページの状況を知るための最重要ツールです
前回の記事で
「うちの医院も1万ページビューいったね!」とご連絡いただいた医院の先生からふと
「ところで先生方の中で、Googleアナリティクスを見て、ページビュー(アクセス数)を確認している先生ってどれくらいいるんだろうね?」
と、聞かれました。
確かにホームページ業者さんが毎月出すアクセスレポートを見ることはあっても、先生自身が直接、Googleが提供しているアクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスを見てアクセス数を確認することは少ないかもしれません。
※ちなみに業者さんがアクセスレポートはほぼ100%、Googleアナリティクスを使って数字を出しています
弊社では、もちろん弊社でGoogleアナリティクスを確認しますが、先生ご自身でもGoogleアナリティクスを見ていただくことを推奨しておりますので、今回はGoogleアナリティクスを先生自身が見ることの重要性をご紹介したいと思います。
意外と見せてもらえていないGoogleアナリティクスのデータ
冒頭でも記載した通り、Googleアナリティクスは弊社を含むホームページの業者さんがアクセスレポートを作る上で必須のツールです。
ただし、多くの業者さんはGoogleアナリティクスのデータを直接先生方に見られることを嫌います。
それはなぜか?
アクセスの状況、すなわち、業者さんの仕事の具合がGoogleアナリティクスのデータから透けて見えてしまうからです。
Googleアナリティクスで何がわかるのか?
では実際、どんなデータがどの程度わかってしまうのでしょうか?
・ホームページへのアクセス数
・どこからホームページにアクセスしたか、またその数
ーリスティング広告?SEO?ポータルサイト?SNS?など
・都道府県別のアクセス数
・どこから来た人が問い合わせをしているか?
これでもごく一部ですが、とにかく多くのデータがわかるのです。
歯科医院で例えるならば、問診票をもらった上で、レントゲンやCTをとるくらいのデータ量と言っていいはずです。
これらを見ると、先生自身がホームページ業者さんがどの程度仕事をしているかわかると言っても過言ではないのです。
先生の医院に転院してきた患者さんを診たとき、「前の医院の歯科医師はどんな治療をしていたんだ?」と思われたことはないでしょうか。
それと同じようにGoogleアナリティクスを見れば、
・リスティング広告の効果はどうなのか
・SEOに払っているお金はペイしているのか
・狙っている患者さんがアクセスしてきているのか
などの状況を把握することができます。
「ホームページ業者さんへのこのお金は何に払っているんだろう」と思われたことはないですか?
「○○と□□の業務です」と言われてもピンと来ないかもしれませんが、Googleアナリティクスのデータを見ることでそれをより正確に把握することができるのです。
なので、先生にGoogleアナリティクスを見る権限を渡すこと=業者さん自身の業務に何か文句を言われてしまうリスクがある、と考える業者さんが多いのです。
ではなぜ弊社はGoogleアナリティクスを見る権限を先生にお渡しするのか
これも歯科治療と同じだと思っているのですが、ホームページ運用に絶対的な正解はありません。
ひとりの患者さんに響いても、別の患者さんには響かない場合もあります。失敗したと思っていたことが、次月には正解になっていることもあります。
そんな正解のない中で、先生方にもデータを把握しておいてもらう方が、いい施策が出せるに決まっていると思っているからです。逆を言えば、不正解すらも正確に共有した方が必ず次のプラスに繋げられると思っているからです。
失敗したことを分析し、成功しない方法がひとつわかった、ととらえることが大事だと思っています。失敗したことを隠していると、次の施策に活かすことができません。
歯科医院のようにこれからも同じ事業を生涯続けていくであろう業態の場合、一瞬の何かを逃れるために失敗を隠すことよりも、将来ずっと使える失敗ノウハウを得るほうが大きいはずです。
先生にも失敗したことも含めて共有し、例えば先生からは「患者さんからはこういう反応があったんだけど」という話を聞き、それをふまえて改善施策を実行する、ということは日常茶飯事です。
このように、Googleアナリティクスのデータを出さずに隠している方がデメリットになることが多いと考えているのです。
ホームページ業者さんに「Googleアナリティクスを見たいのですが」と頼んでみましょう
ここまででGoogleアナリティクスを先生自身が見るべきであるということはご理解いただけたでしょうか。
では次はホームページ業者さんに実際に依頼してみましょう。
手順は簡単です。
①Gmailアドレス(無料)を取得する
GoogleアナリティクスはGmailのアドレスを使って使用するツールです。
そのためGmailのアドレスを取得する必要があります。
以下のURLの「アカウントを作成」の青いボタンからGmailアドレスを取得しましょう。無料です。
※すでにGmailアドレスをお持ちの先生はそれをお使いいただいて問題ありません
↓
②ホームページ業者さんに「Googleアナリティクスを見たいのですが」と連絡する
具体的にはホームページ業者さんに
「自分自身でアクセス状況をより詳しく知りたいので、Googleアナリティクスを見たいのですが。Gmailアドレスは○○○@gmail.com(手順①で作成したGmailアドレスを記載する)です」
とお伝えすれば問題ないでしょう。
これを伝えれば、業者さん側も手配を進めてくれるはずです。
もしホームページ業者さんにGoogleアナリティクスを見せることをゴネられたらどうするか
もしゴネられたら、わたくし自身が先生だとしたら、ホームページ業者を変えると思います。
レントゲンのデータを見せてもらえない歯科医院があるでしょうか?もちろん患者さんは素人ですから見当外れなことを言ってくるかもしれません。ただし見せて欲しいと言われたら見せるのではないでしょうか。
データを隠すというのは、その業者さんを怪しむべきポイントだと思います。
「弊社の規定上見せられません」というお話をされた場合、未来永劫その会社の規定に沿っていくことでどれだけ機会を損失するかを考えていただいた方がよいかと思います。
先生がGoogleアナリティクスを見て考えたこと、実施する施策によって、経営に大きな影響を与えるほどの売上が変わってくるのです。
Googleアナリティクスを見られるようにはなったけど、見方がわからないときはご相談を
Googleアナリティクスを見られる状態になった、もしくはすでに見られている、という状態になっていれば、あとはそれを活かすのみです。
データは事実として誰が見ても同じ数字ですが、そこからどのような意味合いを出して施策を実行するかはその人次第です。これは歯科治療も同じことだと思います。
もし先生ご自身でデータを見た際に、「どうすればいいのかわからない」、もしくは「データの見方がわからない」などという場合にはお気軽にご連絡いただければと思います。
Zoomなどのオンライン通話で30分もあれば大まかな見方をお伝えすることができると思います。この大まかな見方がわかるだけでも全く違う世界が開けるはずです。
記事の続きでもご紹介できればとは思いますが、なかなか時間がかかるのと、直接聞くほうが早いと思いますのでぜひお問い合わせくださいませ。
Googleアナリティクスがあれば、ホームページの健康状態の大枠は把握することができますので。
そして、Googleアナリティクスを見ていない状態のホームページは、だいたい健康ではないことが多いですので笑(本当の話です)
Googleアナリティクスの見方をどうするか、という疑問をお持ちの先生は、こちらの記事もご覧いただくと考えやすくなるかもしれません。
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