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3クリックでわかる!歯科医院のホームページにどこからアクセスされたのかを知る方法
まず最初に質問です。
先生の歯科医院のホームページがどこから見られているかご存知でしょうか?
「どこから」というのは家から、会社からとかではなく、Google検索から、リスティング広告から、SNSから、など、先生のホームページにたどり着くひとつ前にその人がどこにいたか、ということです。
前回の記事でご紹介したGoogleアナリティクスを使用すれば、3クリックでそれがわかりますので今回の記事でご紹介します。
なぜ医院のホームページがどこから見られているのか知る必要があるか?
「そんなこと知らなくてもいいでしょう」と思われる先生もいらっしゃるかもしれませんので、まずその重要性をご紹介しましょう。
わたしは医院のホームページを見るときにも必ず3番目以内には「このホームページがどこから見られているか」を確認します。なぜならこの情報を見れば医院ホームページへのアクセス状況の大枠を知ることができるからです。
そして、そのデータから次に何をしたらよいかという施策にも繋がるからです。
人間にたとえるならば健康診断ができる、と言っていいでしょう。
大枠のデータを把握できて、まずいところがある場合はより精密な検査をしたり、治療を開始したりしますよね。まさにそれのホームページ版です。
健康診断をしていない先生のご自身のホームページ、怖くありませんか??
医院のホームページがどこから見られているかを知る方法
怖いなと思われた先生に笑、早速データの見方をご紹介します。
まずGoogleアナリティクスにログインしましょう。
Googleアナリティクスにログインできない状態の先生は前回の記事をもとに業者さんに依頼を進めてください。Googleアナリティクスを見られる状態になったら、下に進みます。
Googleアナリティクスでは、最初は左のメニューで「ホーム」が表示されている状態です。
ここから
①左メニュー内の「集客」をクリックします
②その中にある「すべてのトラフィック」をクリックします
③最後にさらにその中にある「参照元/メディア」をクリックします
これで3クリックでデータが見られる状態になりました。
3クリックすると以下のページが開かれているかと思います。
(左メニューで「参照元/メディア」が青くなっている状態です)
「参照元/メディア」というのは、先生の医院のホームページに入ってくる前にどこにいたか、という意味です。文字通り、参照元ですね。
このページを下に移動していきますと、以下のようなデータが出てきます。
これはとある歯科医院さんのものですが、これをサンプルにして各項目の説明を進めます。
まず赤枠の部分を説明していきましょう。
一番上に「1.google / organic」とあります。
これはGoogle検索をして、先生の医院のホームページにたどり着いた、ということです。
このデータの場合、「google / organic」の「ユーザー」が9,232となっているので、9,232人がGoogle検索から医院のホームページに来ています。
「organic」という記載になっているのはGoogle検索やYahoo!検索など、検索エンジンを使った検索をウェブ業界では「“自然”検索」と言うからです。
それにのっとると次の「2.yahoo / organic」も同様です。
Yahoo!検索から4,448人の方が医院のホームページに来た、ということです。
organic系だと「5.search.smt.docomo / organic」もそうですね。これはドコモ検索から来ているものです。同様に「bing / organic」はbingからの検索です。おわかりになりましたでしょうか?
「organic」からのアクセスはいわゆるSEOと言われるものからのアクセスです。SEOにお金を払っているが、ほとんどアクセスがない、というような状況であれば、それは改善の余地があるでしょう。
次に「google / cpc」です。
これは、リスティング広告をクリックして医院のホームページに来ているということです。
※リスティング広告側で設定をしないと表示されませんので、リスティングをやっているのにこの項目がない、という場合は業者さんに設定を依頼しましょう
リスティング広告を実施していなければ表示されることはありません。
次に「(direct) / (none)」です。
(direct) / (none)は参照元がないときに数字が計上されます。
例えば、パソコンのお気に入りやブックマークからのアクセス、URLを直接打ち込んだ、などです。
上記のもの以外でも、基本的に他の項目に該当しなければすべて(direct) / (none)の扱いとなるため、(direct) / (none)が増えたから、減ったから、というのはあまり参考にならないと言ってよい(データとしてはあまり参考にならないので気にしなくていい)でしょう。
弊社がご提案などをするときも(direct) / (none)の数字をもとにすることはほぼありません。
そして今回のデータには入っていないですが、よく出てくるのが「~~~.com / referral」という項目です。(~~~.comの箇所は~~~.jpだったり、~~~.ne.jpだったりさまざまです)
例えば「facebook.com / referral」という項目などが出てきます。これもreferral(=参照)という言葉の意味の通り、facebook.comから医院のホームページに来ましたよ、という意味です。
例えば歯科情報ポータルサイトに掲載をしていたら、そのサイトのURLが出てくるでしょう。
急にアクセスが増えたと思ったら、別のサイトで先生の医院のホームページが紹介されていた、twitterでバズっていた、なんてことがあったりしますので一度確認してみましょう。
「参照元 / メディア」を確認することは先生のホームページの健康診断のようなもの
上述したように「参照元 / メディア」を確認することで、今医院のホームページがどこからアクセスされているかを知ることができます。
健康診断で自分の身体の構成がわかりように、「参照元 / メディア」は医院ホームページがどこからのアクセスで構成されているかを知ることができるものなのです。
1年1回が定番の健康診断とは違って、少なくとも一ヶ月に1回は見ておきたいものですが笑
先生のホームページの健康状態を「参照元 / メディア」を見て、確認してみましょう。意外な構成要素が見えてくるかもしれません。
それをもとに、広告の予算配分やSEOの施策、SNSの取り組みの優先度の決定など、今後に繋がるさまざまな施策を出すことができるのです。これも健康診断と同じですね。
Googleアナリティクスの「参照元 / メディア」のデータがあれば、わたくしの方でも状況の分析や改善提案ができます(健康診断のときの医師の先生のようなものです)。一度見て欲しい、というご要望がありましたらお気軽にご連絡いただければと思います。
「参照元 / メディア」のページに表示されているその他の項目のデータを使えば、今回の記事で紹介した箇所より深いところまでホームページの健康診断をすることが可能ですので。
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