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歯科医院さんが患者さんの問い合わせデータの分析を、一刻も早く始めたほうがいい理由

歯科医院さんが患者さんの問い合わせデータの分析を、一刻も早く始めたほうがいい理由

以前に「問い合わせした患者さんが見ていたページをGoogle Analyticsで知る方法」という記事を紹介させていただきました。

このお問い合わせの分析について、なぜ分析することがそれほど重要であるかを今回の記事でご紹介できればと思います。

来院前に患者さんの傾向がつかめる

まずここが大きなポイントです。

ホームページからお問い合わせがあって、仮に治療項目が記載されていたとしても、具体的なお悩みまで書かれていない場合もあります。

治療項目だけがわかっている人の場合、来院の際にどのような話をするかはぶっつけ本番で、出たところ勝負になりますよね。

一方で、ホームページ上で閲覧したページまでわかっていたらどうでしょうか。

例えば入れ歯の治療ページを閲覧したあと、若い方向けの入れ歯のページを見て、入れ歯の見た目のページを見ている。

となれば、見た目を気にされている方かもしれないから、来院されたときにも見た目の部分を重視して話そう、という対策を事前に練ることができます。

これによって契約率が変わるとしたら・・・

その患者さんが自費治療の患者さんだったら・・・

と考えると、医院の経営にも大きなインパクトをもたらすものであることがわかりますよね。

患者さんの検討状況の深さがわかる

患者さんが閲覧したページによって、検討状況の深さがわかります。

特に自費治療を中心にしたい先生方にインパクトの大きい話ですが、たとえば、自費の治療なのに料金を見ずに問い合わせしてくる患者さんは多々いらっしゃいます。(複数の歯科医院ホームページ運用の経験談です)

なので「料金ページを見ているか」というのはひとつ大きな判断指標となるはずです。

料金ページを見ずに問い合わせしているとなれば、複数の医院にとにかく問い合わせをしている検討段階の浅い患者さんかもしれません。

問い合わせ後、来院までしてくれて、先生も丁寧に相談に乗ったとしても、そもそも費用感が全然違いました、なので契約はしません、となれば、先生の時間はすべて水の泡です。

貴重な先生の時間をどれくらい投資できるのかをざっくりと判断する上でも、患者さんが見ていたページは大事なデータなのです。

料金ページ以外にも、ブログなどの読み物ページをしっかり読み込んでいるか、医院の理念や院長紹介など、医院に関する理解も深まった上で問い合わせしているか、などさまざまな指標が検討状況の深さに関連します。

ホームページのどのページが機能しているかがわかる

問い合わせの分析を続けていると、「この患者さんもまたAのページを見ている」というように、特定のページがやたらと問い合わせに繋がっていることがわかったりします。

またその逆もあり、アクセス数はとても多いのに、問い合わせした患者さんはほとんど見ていないページもあったりします。

これらから何が導けるかというと、今後注力して更新、修正をしていった方がいいページがどこなのかがわかります。

アクセスの多いページの手入れをする、というのは一つの手ですが、究極的にはアクセスが1でも、その人が契約に繋がればいいですよね。(先日もとある先生と話していてこの話になりました)

契約に繋がるページに注力するのは当然のことですよね。

先生はそのページを把握できているでしょうか?

感覚ではなく、データからそれを導き出すことができるのがこの分析の強みです。

注力しなくていいページがわかる、という意味でも有用でしょう。貴重なリソースをどこに配分するか、戦略を立てられます。

他の医院の「最近はこんな患者さんが多いよ」という話は、あくまで他の医院の話

先生たちが集まれば「最近うちの医院はこんな患者さんが多いよ」といった話題も出てくるのではないかと思います。

ただしその話、先生自身が鵜呑みにしていいんでしょうか?

”こんな患者さんが多い”というのはあくまでその先生の医院の話であり、先生自身の医院の話ではない!ということを忘れてはいけません。

・都内の医院(またはその地域)特有の話かもしれません

・そのホームページの情報量が多いからかもしれません

・広告を出しているからかもしれません

・(究極的には)たまたまかもしれません ※先生が思い込んでいるだけかもしれません

というように、いろいろな要素が絡んで“こんな患者さんが多い”という言葉が発せられています。

他の医院の話がそのまま先生の医院にあてはまることは、ほとんどないのです。

一方で先生の医院のホームページで問い合わせをしてきた患者さんはどうでしょう?

・先生の医院の商圏範囲に住んでいて

・先生の今現在のホームページを見て問い合わせしていて

・集客戦略も先生自身で把握した状態で

・実際の問い合わせデータから導き出したものです

今後もその患者さんに似た患者さんを獲得していきたいとしたら、その患者さんが見たページを分析したくありませんか?

データをためればためるほど患者さんの傾向が明確になるので、歯科医師を続けるならなるべく早く始めたい

分析したデータを蓄積していけば、その傾向がより明確につかめるでしょう。ひとりの患者さんにうまくいったワクチンを全世界の人に試せるでしょうか?それはムリですよね。多数の治験をして欲しいものです。

それと同じで、データを蓄積することによって、ウェブでの成果の獲得、ひいては投資の回収もよりスムーズにできるようになるのです。

先生が歯科医師を続けていくのであれば、一刻も早くデータの蓄積を始めておくことをおすすめします。

初期投資の回収を早めたい、というのはどんな先生でも思うことです。

ただし、回収にあたっての武器がなければ武器を持たないまま日々が過ぎていってしまい、結局回収が遅れてしまいます。

問い合わせの分析に投資をする、ということもぜひご一考いただけたらと思います。

以上のような理由から、弊社では問い合わせデータの分析をおすすめしておりますし、ホームページ運用プランの業務内容の中に問い合わせデータの分析を組み込んでおります。

問い合わせデータの分析を始めてみたい、ホームページ運用の相談をしてみたいという先生はぜひお気軽にご相談いただけたらと思います。


弊社では多くの歯科医院さんのホームページ、治療専門サイト制作・運用~集客をサポートしており、問い合わせ、契約の増加に貢献いたします。

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