Blogブログ
歯科医師の先生から「ブログを書くときに参考になる本はありますか?」と聞かれたときにおすすめしたい3冊の本

以前、ウェブの運用をお手伝いしているクライアントが、ブログを使ってSEOを考慮した情報発信を進めていくにあたって
何か読み物作成のコツなどありましたら、ご教授頂けますか?
特に資料などは不要ですが、プロの方からご説明頂いた方がわかりやすいかと思った次第です。ご検討いただければ助かります!
という質問をいただいたことがあります。
このメールをいただいた担当の方とそのチームのみなさん(ウェブでの記事作成に慣れていない方たち)で記事を書きたい、とのことでした。
そのときに返信した内容がほぼそのまま、今回の記事タイトルの答えになっているので本の紹介とともに、その返信内容を掲載します。
↓以下、返信内容です。
——-
これは今後の御社にとって重要な部分であり、かつ、一朝一夕ではいかない部分ですね。
サイトでの文章作成については、
①そもそもの文章を作る力
②ウェブ視点でのライティング
の2つが必要になってくるように感じています。
②はみなさん初めてなので、それほど差はないですが、①は人によって本当に差が大きいです。(他のクライアントと同様の動きをしていても感じます)
お打ち合わせでもノウハウをお伝えしていければと思いますが、最後は数を多く作って経験をしながら、という部分も多分にあります。
かつ、①、②の標準的なスキルは、本を使って学ぶことも検討した方がいいのではないかと感じました。
※個別にフィードバックするのがベストですが、社内でやるにせよ社外に外注するにせよ、手間・時間もかなりかかるので、費用を抑えてやるなら、本がベストかと
そこで他のクライアントさんにもおすすめしている本をご紹介します。
個人的に文章作成に関する本を複数読んで、おすすめは以下ですのでご購入を検討いただけるとありがたいです。
目次
①そもそもの文章を作る力についての本
ナタリーというカルチャーサイトの編集長的な人が書いた、社内マニュアル大公開!的な本です。
初心者向けにかなり丁寧に、かつ読みやすく文章作成について書いてあるので、文章にアレルギーがある、という人にもいいのではないかと思います。
https://book.impress.co.jp/books/1114101132
※上記URLの下の方に目次があります
次に、私の前職の会社で、文章に限らず、メールやコミュニケーションにおいて社員全員の必読の本とされていたこちら。
前の本がスキル的な部分を噛み砕いてわかりやすくした本で、こちらは魂を込めて人を動かすための文章を書くことを学べます。
その界隈では有名な山田ズーニーさんの本です。
Amazonのコメント欄をご覧いただくと、内容の深さがよくおわかりになるのではなかろうかと思います。最近あまり紹介されているのを見かけないように思うのですが、名著ですのでぜひ。
②ウェブ視点でのライティングについての本
こちらはウェブライティングの基礎の本です。
ウェブ業界御用達的な標準知識を、初心者にもわかりやすく書いてあります。
複数人数体制でやっていく場合、特にみなさんの頭の中を揃えるのが大変になると思いますので、こういうものでうまく調整ができるとよいかと。
——-
返信の内容はここまでです。
経験上、この3冊を読んで、愚直に実行していくだけでも成果は格段に上がると思います。
先日受けたセミナーでも①の本がおすすめ書籍として紹介されており、「ああ、やはりこの本はいいよな」と思ったりしたところです。
特にこのご時世、文章作成・発信のスキルは外せない技術になるので、特に①は読んで損はないはず。
②はSEOについての情報が更新されていく中で、内容が古くなる部分も出てくるかと思いますが、根本の部分は今後も変わらないと考えられるため基礎をつける上では参考になる箇所が多いはずです。
これらの本で書いてある内容が、自分のこのブログでも活かされているか、もう一度本を読み直してみようと思います。
情報が発信されることで情報の精度が上がっていき、患者さんにとってもプラスになる
また、個人的に歯科医師の先生が情報発信をすることで、より正しい歯科知識が世の中に増えていくことが望ましいと考えています。
先生方とお話をさせていただくと、「この情報は嘘だね」というような内容がインターネット上で大々的に扱われていることがあります。
そういう話が出てくるたびにわたくし自身も「なんとか正しい情報を広めるようにしなければ」と感じています。
嘘の情報を発信するのをやめさせるのはとても難しく、正しい情報を発信していくことで、少しづつ理解を得ていくことが重要であると考えています。それは長い道のりですがとてもやりがいがあることなのではないかと。
その情報発信の際に、弊社でもお力添えができると幸いです。