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歯科医院のホームページの集客は、まずリスティング広告から始めてみましょう

今日は歯科医院のホームページをどのように育てていくかについて、ご紹介できればと思います。
先生が「さあホームページで集患をするぞ!」となったら何から始めるでしょうか。
弊社が関わり始める初期段階でおすすめするのはリスティング広告です。その理由を以下でご紹介します。
目次
歯科医院のホームページを作っただけではアクセスはほとんどない
意外にも先生方の中で勘違いされているのが、「ホームページを作れば勝手にアクセスが集まってくる」ということです。
実際はどうでしょうか。
作っただけではおそらく月間で数百のアクセスが来ればいい方です。その中にはさまざまなタイプの患者さんが含まれるので、先生の狙っている患者さんはほとんどいないと言っても過言ではないでしょう。
そこで一度試しておくべきなのが、すぐに始められてすぐに集客への効果も得られるリスティング広告です。
先生にとっては完璧なホームページ。でも・・・
おそらく先生がお持ちのホームページ、もしくはこれから作ろうとされているホームページは、先生自身が慣れない作業もされながら一生懸命作られたものだと思います。
ただし、それが患者さんに響くホームページになっているかどうかは、ホームページを実際に見てもらわなければわかりません。
完璧だと思っていたホームページが実は患者さんが見たらわけのわからないことだらけのホームページだった、なんてことはよくある話です。
ホームページは作った側が満足しても仕方なく、見る側がどう感じるが重要なのです。
先生が求めている患者さんがホームページを見ていない?
ホームページをオープンしてみて、毎月500アクセスあります、となると、「なかなかいいじゃないか」と思われるかもしれませんが注意が必要です。
その500人はどんなニーズを持った方でしょうか?
定期検診?ホワイトニング?入れ歯?インプラント?歯周病?
歯科医院のホームページを見る方のニーズは実にさまざまです。
先生が仮に「入れ歯の問い合わせを増やしたい」と思われているとしましょう。
もしかしたら入れ歯を求めてアクセスしている人は500人のうち10人かもしれません。そのため500アクセスで問い合わせがゼロだったときにも、(入れ歯の問い合わせについて)「これはダメなホームページだ」と判断することは難しいのです。
しかも先生の医院に通う可能性のある地域からアクセスしている人は?と考えるとさらに減る可能性もあります。
※ここで書いてあることは、すべてGoogleアナリティクスで調べられる数字です
リスティングは先生の治療を求めている人を狙って集客できる
一方でリスティングは「入れ歯 〇〇」という検索をして具体的に入れ歯を探している人に向けて広告を出すことができます。
バナー広告やfacebook広告などと異なるのは、主体的に検索をしているユーザーに広告を出せるということです。
たとえばfacebookだと、facebookで友達の投稿を見ようとしている人が、ついでに広告を見る、ということになり、受動的なものです。
主体的に探している人たちに広告を出せるリスティングは、費用対効果が高くなるのは当然のことと言えるでしょう。
このようなニーズが高い人たちを、仮に500人集めたのに1件も問い合わせがなかった、となるとさすがにこのホームページは機能してない、と判断ができます。
今お持ちのホームページがどれくらい機能しているのかを明確にするためにも、リスティング広告は役立つのです。
リスティング広告を出すほうがビジネスがうまくいく場合もある
「広告はお金がかかるから」というのは当然考えることです。
ただし、広告は出さない方がいいものなのでしょうか?
というのも、単価の高いサービスを提供している医院さんであれば、広告を出しても費用対効果が合う、という可能性も大いにあるのです。
現に例えば、都内のインプラントだと、1アクセスを獲得するために1,000円以上かける医院が山ほどあります。
なぜ1アクセスにそれほどお金をかけられるのでしょうか?
それ以上に売上、利益が出るからですよね。
広告を出さない方がロスになる可能性を知る意味でも、一度広告をやってみるということをおすすめします。
リスティング広告を一度出すことで、周辺地域の競合医院の広告状況もより詳しく知ることができます。
リスティング広告は日々進化している
先日、先生とお話していて驚かれたのは、リスティング広告の地域設定についてです。
「医院から半径何キロ以内、というユーザーに絞った形でも広告を出せますよ」というお話をしたら驚かれていました。
わたくしはリスティング広告には前職から携わっていたので10年以上になりますが、日々新しい機能が搭載されています。
ターゲットの設定もより精密にできるように進化しているので、使わない手はないと言ってもいいほどです。(なぜこれほど日々進化するのかというと、Googleのビジネスは広告がクリックされると売上が発生するモデルのため、広告表示の精度がビジネスに直結するからです)
医院ブログからアクセスを獲得する、というのはすぐには実現しない
弊社でも集客のための施策としておすすめしている医院ブログ。
医院ブログからのアクセスは長期的に取り組んでいくことでアクセス増加を見込めて、とても大きな効果を生み出すことができますが、ホームページオープンの直後からすぐに集客を実現できるものではありません。
そのためリスティング広告のように設定をして広告費を出せば、すぐに集客できる方がいいのです。
「それで問い合わせが来なかったらどうするんだ!」と思われるかもしれません。
それはそれでいいのです。
逆にそれがわからないままだったらどうだったでしょう。効果のないホームページを「まだわからない」「来月は来るかも知れない」と待ち続ける間に機会損失してしまうのです。
目の前の広告費を気にすることで、将来の長期的な部分を見失ってしまわないことが大切です。
アインシュタインも言っていました。
「失敗は積極的にしていきたい。なぜなら、それは成功と同じくらい貴重だからだ。失敗がなければ、何が最適なのかわからないだろう」
積極的に失敗する、ということが次のステップへ進むために重要なことなのです。おそらく医院を経営されている先生方にとっては何度も経験があることなのではないでしょうか。
身を切る(お金を出す)ことで本気になる
これは個人的にかなりあると思っているので書くのですが、人間、お金をかけないと意外に本気になれないものです。それはたとえ自分が本気だと思い込んでいたとしても。
例えば投資。
「普段から投資について学ぶために日経新聞を読もう」と思っていても実際に自分の株を持っていなければ、その数字に興味を湧かせることはなかなか難しいでしょう。(少なくとも自分は意思が弱いのでできません!)
どうすればいいかと言えば「とりあえず投資してみる」ということです。
実際に「自分のお金が減った!」となれば「なぜそうなった?」「次に失敗しないためにはどうしたらいい?」と考えるようになり、自然と日経新聞にも手が伸びるようになるのです。(これは自分の実話です笑)
本も誰かに借りたり中古で買うのではなく、新品を買え、という話がありますが、それも投資の分を回収しようとしてインプットが効率よくなるからなのです。(個人的には本は新品で買っても安い投資だと思っているのですが)
リスティング広告もこれらと同じで、お金をかけてやってみる前に学ぼうとするのはすごくハードルが高いことでしょう。先生の本業ではないことですので、多忙な中でその時間を捻出するにはものすごく強い意志が必要です。
一方でやり始めてみるとどうなるでしょうか?
ぜひ一度お試しいただいてみてはいかがでしょうか。
弊社での広告運用について
ここまでリスティング広告の運用をおすすめしてまいりました。
弊社のリスティング広告運用代行サービスについてもご紹介します。
弊社のこの記事を書いている時点でのサービス体系としては
・初期設定費用:5万円
※Google広告を想定、すでに設定済み、運用中の場合無料・広告運用代行費:2万円/月~
※広告実費の20%、最低金額2万円/月
例1:広告実費5万円/月 ⇒ 広告運用代行費2万円
例2:広告実費20万円/月 ⇒ 広告運用代行費4万円
となります。
よろしければご検討いただければと思います!
ここまでリスティング広告をおすすめする内容を書いてきましたが、実際にご相談いただく際には、ホームページの状況を確認させていただいた上で、今までの経験上「このままリスティング広告を始めてもうまくいかない」と考えられる場合は、当然別の建設的なご提案をさせていただきます。
無理に弊社のやり方に落とし込むことがビジネスなのではなく、あくまで最大の効果が得られることでお互いが幸せになるはずですので。
リスティング広告やホームページの現状を一度相談してみたい、というような場合もお気軽にお声がけいただければと思います。