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歯科医院のホームページはアクセスを増やせばうまくいくわけではない

ホームページの制作、運用でお手伝いをし始めた先生に最初の段階でお伝えすることとして、
「ホームページの問い合わせ数は、アクセス数×問い合わせ率ですよ」
という話があります。
当たり前といえば当たり前なのですが、ホームページの立ち上げ当初は「とにかくアクセスを増やさなくては!」と思いがちだったり、上記のことを整理してお伝えすると「ああ、なるほどね」というリアクションをいただくことが多いので、この記事でもご紹介できればと思います。
アクセス数を増やす方法
問い合わせがアクセス数×問い合わせ率で決まるとしたら、アクセス数、問い合わせ率を上げたいですよね。
歯科医院の場合、ホームページへのアクセスは
①SEO
-Google検索などからのアクセス
②ウェブ広告
ーリスティング広告などからのアクセス
が大部分を占めます。
①はすぐに多くのアクセスを獲得できるものではないので、長期的な視点でじわじわと育てていくものです。
一方で②は、単純に予算をかけた分、アクセスが増えますので短期的なアクセス増加にも貢献します。
これらのバランスを組み合わせて、初期は広告を多めに出そう、とか、SEOに注力してとにかく多くの記事をアップしよう、とか、バランスよく双方でアクセスを増やそう、などのパターンを検討したうえで対応します。
問い合わせ率を上げる方法
問い合わせ率を上げる方法としては、
①サイトを見やすくする
-スマホ対応する、サイト内の導線を整える
②サイト内の説明をわかりやすく、詳しくする
-サイト内の情報をブログなどで増やす
-説明を患者さん向けにする
③問い合わせのハードルを下げる
-相談ではなく資料請求を問い合わせにする、無料相談を設ける、など
などが考えられます。
アクセス数と問い合わせ率のバランス
ただし、注意すべき点があります。
アクセス数、問い合わせ率、それぞれ上がれば上がるほどいいように思いがちですが、例えば
・ホームページが全然だめなのにアクセス数を広告で増やしすぎている
-費用対効果が全然合わない(ざるに水を注いでいるようなもの)
・問い合わせのハードルを下げたら問い合わせ率は上がったが、来院後の契約率が下がった
など、上げるだけではうまくまわらないパターンも多くあります。
このあたりを医院の状況や先生の意向などもふまえて、バランスを取っていくことが大事であると考えています。
アクセスを増やしましょう!と言って、実際増やすことは簡単なのですが、それが成果につながっているのかどうかまで見ることが大事です。

弊社では多くの歯科医院さんのホームページ、治療専門サイト制作・運用~集客をサポートしており、問い合わせ、契約の増加に貢献いたします。
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