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オウンドメディアにおける速報、遅報をどのように使い分けるか
テーマ性のあるオウンドメディアを運営していると、そのテーマについてのホットな話題が飛び込んでくることがある。
例えば、タピオカのオウンドメディアを運用しているとして、「タピオカランドができるらしい」というホットな?情報をキャッチしたりする。
そのときにメディアとしてどう動けるかが大事だなあと思っているので、その考えを書いておく。
流れとしては、以下のような形。タピオカランドを例にしてみる。
目次
①【超速報】まず情報に気づいたら、SNSなどですぐ発信する
■発信例(twitterなど)
「【タピオカ民に朗報】タピオカランドがオープンするとのこと! ※参照URL(プレスリリースなど)を入れる」
■フォロワーなどの反応
へー!こんなのあるんだー、知らなかった!
■狙い
速報性を持たせることでメディアの価値を上げる。
もちろんこの段階ですぐ記事にできれば理想的だが、すぐ作成される記事を出し抜く意味ではtwitterなどでつぶやいてしまうこともアリ。
「このサイト、情報早そうだしフォローしとこ~」となれば理想。
※この段階で取り上げた情報元(この例の場合タピオカランド)からも反応があると理想、②、③に進んでも反応が得られる可能性が高い
②【速報】現場があるならその場に行ったり、商品を買ってその場ですぐつぶやく
■発信例(twitterなど)
「噂のタピオカランド、潜入しに来ました!これはタピオカ民狂喜乱舞。。。 ※現場での写真などを入れる」
■フォロワーなどの反応
①で見たあれ、なんかよさそう!行こうか、買おうか迷ってたけど行ってみよう、買ってみよう
■狙い
現場感があるのでメディアとして内容があるメディアであることを認知してもらえる。
プレスリリースを扱っただけの競合サイトとの差別化ができる。(速報性があっても、中身の薄い、プレスリリースの文章ほぼそのまま記事が多い)
③【遅報】後日、記事でまとめて出す
■発信例(ブログ記事)
「先日潜入してきたタピオカランドのレポートをお届けします!まずは入り口から~~~、中のお店はこんな感じ~~~、こんなものまで売ってました~~~」
※記事とともに、SNSでも発信
■フォロワーなどの反応
これ行ったらめちゃくちゃよかったんだよなー。このメディアに教えてもらってありがたかった、この記事でまとまってるの私の感想そのままだ!→RTしてくれる
■狙い
競合サイトなどで扱われていない情報をより深く掘り下げることで、差別化する。
できればオリジナルの視点があると理想的。オウンドメディアの方向性に合った軸を見せられると長期的なファン獲得に貢献する。
このようにメディアとして、複層的に人を動かす力があるかどうかがメディア力にもつながると考えているので、①、②、③それぞれで動いて、各段階で読者を動かせるとよい。
オウンドメディアに広告を出す側(オウンドメディアのクライアント)は、人を動かして欲しい(自社の商品を買わせたい)からバナー広告や出稿記事を依頼するので。
もちろん①~③が短期間でできればできるほどよい。(がんばろう。)