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モノに個性を加える、楽しみ方

モノに個性を加える、楽しみ方

本記事で、こだわりブログの企画では、私の担当は5回目になります。

今回はいつもの体裁ではなく、この連載を通じて、気が付いたことを紹介します。それは、「既製品をそのまま受け入れるのではなく、自分なりのアプローチで個性的にアレンジすることの楽しさ」についてです。

「あの人が使っているアイテムが欲しいけれども、かぶりたくない」「でもカスタマイズすればかぶらないじゃん」という気持ち、皆もそうだと思うし、私も同じ気持ちです。

今思えば中学生頃からでしょうか。当時バスケ部に所属していた私は、みんなと違うバッシュにしたい!(田舎だったのでスポーツ用品店が1店舗しかないので被りがちでした)と思うようになり、親のパソコンを借りて楽天を使って初めて代引きを利用して購入したのを覚えています。初めてオンラインで購入したシューズは、コンバースのベルトやかかと部分にカラーチップを取り付け色を変えることができるタイプで、自分だけのバッシュを作ろうみたいなタイプでした。(結局滑るしジャンプできないしで、使い心地はイマイチで以前履いていたバッシュに戻したんですけどね…)

それが始まりで、高校生の頃も、地元の人が履いていないアシックスのファブレ ジャパンを選び、紐を緑にしてみたり。レアなモノよりカスタムをする方が楽しいと気が付きます。

高校生の頃に購入したバッシュ。スラムダンクの三井寿は赤の色違いを履いているよ!

社会人になってからは、カメラですね。

どうしても富士フィルムの一眼レフカメラが欲しかったのでX-T30のチャコールシルバーをチョイス。カメラのボディとシャッターボタンにウッドでかわいらしさを施し、ネックストラップではなくハンドストラップに付け替えることでただのカメラではなく、私だけのカメラへと生まれ変わるのです。見てください。このフォルム。めちゃくちゃ可愛いので写真を撮るのが更に楽しくなりました!

めちゃくちゃ可愛いカメラ。一番のお気に入りかも。

また、既製品に自分なりのエッセンスを加えることは、DIYの分野でも私の得意とするところです。テーブルを購入した時もそのままの状態で使うのではなく、銀色だった脚を部屋になじむように塗るだけでアイアン風の、味わい深い質感になる『アイアン塗料』を塗ってみたり。その際塗料を定着させるためにミッチャクロン(プライマー)を塗装前に塗ったり、塗料を塗るときはハケの毛先だけでポンポンと叩く感じで塗料を塗り重ねていくことで、より重厚感のある仕上がりになります。

そのあとは元の天板を外し、ホームセンターで購入した天然木の天板に交換したり。(もはや元のモノとは別物になっている気が…)

元の天板。脚は塗装済み
こちらがDIY後のテーブル

ひと手間加えると、ただの家具ではなく、私だけのインテリアとして部屋に馴染むようになります。

その他にもキーボードを自作したり、鞄をリメイクしてショルダーバックを作ったりとまだまだありますが…今回はここまでとし、最後に気が付いたこととして「モノを作り上げていく過程、試行錯誤している時間が楽しいんだ!」ということ。

街中で同じモノを持っている人がいても「カスタムしているし、俺のが一番かわいいな」とニヤニヤしてしまいます。ほんと愛着が沸きます。

次は3Dプリンターで1からオリジナルのアイテムを作ってみたいな~。

【著者プロフィール】
アイナ・イ

部署:ウェブ・コミュニケーションデザイン部
出身:上海
趣味:フォークダンス
最近達成したこと:グーグルアースで世界一周

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