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「ちょっと記事を作って」と言われるのが一番困る

前回「ちょっと相談に乗って欲しい」と言われたときの対応について書いた。

sunkleio-t.hatenablog.com

これと似ているのが、「ちょっと記事を作って」みたいな話。でも、「記事」って、何? クライアントはその記事で何を言いたいの? 趣旨は、コンセプトは、目的は? 誰が読むの? そう言うことを飛ばして「記事を作って」と言われても、作れない。

 

だから結局はこちらから、手を変え、品を変えて聞きたいことを聞き出し、クライアントの心の奥に眠っている意図を掘り起こして記事を作っていくことになる。

 

 

そこまでやらないと「記事」は書けない。だけど「ちょっと記事を作って」と言うクライアントは大抵そこまで求めてはいないから、結果的に出来上がったものに満足してくれても、ギャラはあくまで「記事制作費」なのである。本当に必要な「記事」を書く前の作業も、そこにインクルードされてしまう。

 

逆に「ちょっと記事を作って」と言われたことに合わせてこちらも「ちょっと記事を作る」という仕事をすることもできなくはないが、やりたい仕事ではないし、おそらくやれない性分なのではないかと思う。

 

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