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コロナ禍における歯科医院のオンライン診療の可能性を考える

コロナ禍における歯科医院のオンライン診療の可能性を考える

環境が日々劇的に変化していくこの状況の中で、弊社としても歯科医院のクライアントさんに何をもってお役立ちできるのかというのを考え続けております。

その中で今注目を浴びている『オンライン診療』について、歯科ではどうなのか?という可能性を考えたので、今回の記事でご紹介できればと思います。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200405/k10012369711000.html

オンライン診療のニーズは今後確実に上がる

急にオンライン診療と言われても「そんなの急に使う人いるの?」「歯科で使えるの?」という疑問もあると思います。

実は当初自分もオンライン診療という単語を聞いて、歯科にはそんなに使えないよなと思っていました。

ただ、現在の状況を考えると歯科でも確実にオンライン診療のニーズは上がるのではないかと考えています。

・外出することにリスクがある


・テレワークの浸透によりオンラインツール(スカイプやZOOMなどのテレビ電話ツール)が普及してくる

・オンラインツールもこの状況の中で今まで以上のスピードで進化し、便利になっている


・もともと患者さんにとって通院は面倒だった

など、オンライン診療のニーズが上がる理由は山ほどある状況です。

歯科医院の問い合わせから来院までの流れが変わる

では歯科医院はどのように変わるのでしょうか。

個人的な予想ですが、今まで

問い合わせ ⇒ 来院

という流れだったのが

問い合わせ ⇒ オンライン相談 ⇒ 来院

となる流れが加速するのではないでしょうか。

例えば今、飲食店に行くことを考えましょう。

今までに行ったことのあるお店であれば、そのお店の衛生環境やオーナーさんの意識などのイメージはなんとなくできているため、ある程度の信頼はできている状態です。

そのため、この状況の中でもある程度の行きやすさは残されているでしょう。(もちろんリスクは避けたいのでできるだけ行かない方がいいという話はありますが)

一方で、今初めて行く飲食店に足がのびるでしょうか?

かなり難しいと思います。どんな空間なのか、写真でしかイメージがつかない、スタッフさんとも話せない、混雑状況もわからない、その結果、リスクがどの程度回避できるのかわからない、という状況です。

歯科医院も同じで、初めての患者さんがウェブサイトを見ただけではどれだけ発信していてもどうしても伝わり切らないし、患者さんは不安が残る。
ただし、歯の状況を考えると行かざるをえないという状態の人が確実にいる。

そのときに役立つのが、通院せずとも先生に診てもらうことができるオンライン診療になるのではないでしょうか。

『オンライン診療』というよりは『オンライン相談』という表現が近い

『オンライン診療』というと、先生側では「そんなのオンラインでパソコンの画面をみただけでは患者さんの歯の状態がわかるわけないじゃないか」と思われると思います。

ただ、言葉としては『オンライン診療』ではなく『オンライン相談』に近いでしょう。

実際にすでにオンライン診療を導入された歯科医院さんの話を聞くと
「診療というよりは、信頼感を作るためのひとつのツールだね」
というお話をされておりました。

今までの患者さんが来院された際の診療においても、まずは患者さんのお話やお悩みなどを聞いて、信頼関係を作るところから始まると思います。順番としてはその後、診療に入る流れですね。

その流れの中の信頼関係を作る部分をオンライン上でやる、というイメージです。
オンライン相談で信頼関係ができれば、今の状況の中でも患者さんが「先生がいい人そうだったし、一度行ってみようかな」と思ってくれるのではないでしょうか。

オンライン診療の隠れたメリット

オンライン相談を実施することによって、上述のような「通院はしたくないけど相談はしておきたい」という患者さんを一時的につなぎとめたり、以降の来院を考えてくれる見込み顧客にできることはわかりやすいメリットかと思います。

実はそれに加えて隠れたメリットもあります。

オンライン相談をすることで、患者さんのお悩み、ニーズを把握できます。

今まで来院してもらわないと聞けなかったお悩みをオンライン上で聞くことができるようになるのです。

それによってどういうことができるかと言うと、

・先生側で患者さんのニーズの把握ができ、今後の相談時の参考にもなる


・そのお悩みに関連する情報をホームページで発信することで、ホームページの信頼感を増すことができる

ということです。

Googleも患者さんのお悩み、ニーズを汲んでいるサイトを上位に表示する傾向にあるため、SEO的にもプラスに働く可能性が高くなります。

SEOを考えずとも、似たお悩みの患者さんが記事を読むことで医院への信頼感を持つのは間違いないでしょう。

そのため、オンライン相談後に来院に繋がらなかったとしても、先生側のメリットになることはあるのです。(患者さんもその相談で満足していただけるわけなので、お互いにプラスがあることではないでしょうか)

メールでお悩みを聞く場合、なかなかメールの往復で先生、患者さん双方に手間のかかっていた部分も話せば早い、ということも出てくるでしょう。

弊社ではオンライン診療、オンライン相談導入のお手伝いをしております

以上のように、歯科医院においてオンライン診療、オンライン相談のニーズは確実に上がり、もしかするとそれはコロナ以降も続くかもしれません。というか、食事で言えばテイクアウトや宅配に慣れてきているように、それは確実に何かしらの形で残っていくでしょう。

そのため、今オンライン診療に慣れておくことは、今後の医院運営においても確実にプラスになると考えております。

そのため、弊社ではオンライン診療のツールの導入支援を行っており、複数の歯科医院さんに早速導入を進めております。

この記事をご覧いただいている歯科医院さんの中で、オンライン診療の導入をご検討いただいている方は、一度お気軽にご連絡いただけたらと思います。

今のこの状況、また今後の新しい時代を生き抜いていくためのお手伝いをできたらと思います。まず今を生き抜かない限り弊社の仕事もなくなってしまうため、今回のオンライン相談の導入については無料で対応させていただいております。(メールにてご連絡いただきましたら、導入の進め方の提案書をお送りいたします)

オンライン相談はひとつの問い合わせ手段を増やすだけのことなのでそれほど構えなくてもよいかと

『オンライン相談』というと壮大なものに感じられるかもしれませんが、今まで『電話問い合わせ』『メール問い合わせ』があったのに加えて『オンライン相談』が増えるだけと考えると少し気楽かもしれません。

逆に言えば、患者さんがどの問い合わせ手法を選ぶか、選ぶときにその選択肢がない、というのはデメリットにもなりうるのです。

今どきメール相談ができない医院は避けられがちなのと同じように、オンライン相談ができない医院が避けられがちになる時代が近い将来に来るのではないかと思います。

ということで、オンライン相談の導入についてご一考いただけたらと思います。

実際に導入した医院さんの意見もこちらの記事で紹介されていたのでよろしければご覧ください。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200415/k10012388631000.html

ちなみにオンライン診療を導入している医院数は24日の時点で1万1,000件ほどになっているようです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200425/k10012405291000.html


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