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歯科医院ポータルサイトの費用対効果を考える その②

歯科医院ポータルサイトの費用対効果を考える その②

医院のホームページがある医院におそらく一番多く来ているであろう営業がポータルサイトへの掲載ではないでしょうか。

以前に歯科医院のポータルサイトについてこんな記事を書きました。

これに追加で、最近も先生からポータルサイトについての質問をお受けしました。その際にお答えした内容を記事でご紹介したいと思います。

5年契約って本当ですか?

その先生のお話では、そのポータルサイトへの掲載は5年契約とのこと。

5年の間、激動のウェブ業界でどんな変化があるんですかね~

その間の成果を担保すると言っているプランなのがまずすごいですね~、信じられません。

自分が先生の立場なら、それをいとも簡単に言ってくる時点で怪しいなと思ってしまいます。

掲載金額の分、リスティング広告を出した方がいいのでは?という考え方

あとはポータルサイトにたとえば「○○県のインプラントのおすすめ医院」として掲載するよりも、「○○県 インプラント」で検索されたときに、医院自身でリスティング広告を出して、直接先生の医院に来てもらう方がよくないでしょうか?

少し考えてみましょう。

ポータルサイトに掲載した場合、

①「○○県 インプラント」で検索する

②この会社のポータルサイトをクリックする

②その中で掲載されている医院の中で、先生の医院がクリックされる

という必要がありますよね。

「○○県 インプラント」などのワードは、当然ながら多くのポータルサイトや医院が狙っているワードなので、②の、検索結果でクリックされるという時点でかなりの競争率と言えるでしょう。

クリックされたとして、③のように他の医院と並べられますね。きついと思います。

さらに仮に③までクリックで先生の医院までたどり着いたとして、ポータルサイト経由だと、来院率、契約率も低いと聞きます。(要は並んでいる他の医院にもついでに問い合わせしているんですよね。)

で、これらの要因もあって成果がなかなか出なければ「上位に表示するのにプラスおいくら万円ですよ~」という営業トークが来るのではないでしょうか。わかりませんが。

ポータルサイトのデータは詳細まで取得できない

さらにはリスティングなら分析をすれば検索データも閲覧することができますが、ポータルサイトをはさむとそこまでの情報が先生の医院にひもづけて取れません。

レポートは出してくれると思いますが、閲覧数と問い合わせ数程度のデータではないでしょうか。

リスティング広告ではより多くのデータを取得することができるのです。そしてそれを蓄積していくことができるのです。その中でマーケティングデータを仮説検証することもできます。

ポータルサイトは詳細なデータが取れない点も長期的に見てもったないところです。

予算が湯水のように余っていない限り、ポータルサイトへの掲載はおすすめしません

SEOもリスティングも存分にやっていて、それでも湯水のように予算が余っている、という状況であれば「どこに行ってもうちの医院に当たるようにこのポータルサイトにも出しておこう!」というのはありかと思います。

が、先生の医院の状況はいかがでしょうか?

ポータルサイト掲載の優先度、考え直してみてもいいかもしれません。

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