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単なる相談と費用をいただく仕事の境界線とは?

相談させてほしいとか。記事を作ってとか。言ってみれば、「どこからが仕事なのか?」ということ。

 

 

例えば、新しい企画を立ち上げようとしたとき。最初から潤沢な予算があって、仕事として決まっているものなど多くはない。頭の中にアイデアだけがあって、それを形にしたいと思っている発案者がいる。でも、それはどうあっても一人じゃできないから、賛同者を得ようとする。最初は呑みの席とかで話はじめる。その段階は、もちろん「相談」レベル。仕事として正式な話をしているわけじゃない。

 

当然、聞いている方も仕事と思っているわけじゃないから、仮にそのアイデアが仕事に結びつかなくても文句は言わない。

 

ただ、その「相談に乗って欲しい」と言うのが、すでに仕事をしているクライアントだったらどうか? 多分、同じように仕事になるかどうかわからなくても、時間をとって相談内容を聞くだろう。そして、クライアントが相談してくると言うことは、専門家としてのこちら側にアイデアを求めているわけで、そこに対してしっかりと答えなければ相談されている意味がないと理解するだろう。

 

もっと言えば、クライアントが「相談しても何も出なかったな」と思われたりしては敵わない。そんなことになったら既存の仕事にも影響が出ると思うから、なおさら「相談」に真剣に向き合わざるを得ない。たとえそれが仕事にならなくても、だ。

 

基本的に相談にどんどん乗っていくスタイルのメンバーが集まっているが、明確な境界線は、ない。

 

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