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個性が光り過ぎる?便利でユニークな定規3選
みなさん視力は良いですか? わたしはとても悪く、眼鏡していても見えない時も多々……。そんな人におすすめな定規を始め、便利な定規をお届けします📏#試してつばさちゃん
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— 漫画「試して!つばさちゃん」 (@TsubasaY_s) September 5, 2019
今回は私(千駄ヶ谷)がユニークで便利な定規を幾つか試させてもらおう。
ちょっとした工夫からオドロキの仕掛けまで、薄い板面に注いだ情熱(?)を心突き動かされたものばかりだぞ。
定規越しに覗けばよく見える!?「メガミエ」
遠視・近視の人が小さな無数の孔(ピンホール)を通してモノを見ると、目に入る光の量が制限されて、逆にくっきり見えるケースがある。その「ピンホール原理」を板面に取り入れたのが、サンスター文具さんの「メガミエ」…。
ネーミングまんま過ぎ。
よく見ると、孔も大小あるのがわかる。通常は大きな孔、屋外や明るめな場所では小さい孔から…と使い分けるそうだ(光の量が多い場合は小さな孔推奨という感じ?)。
パソコンのモニターを見る場合などは、小さい孔から覗いてみるのがおススメだな。
(モデル:キングファイル君さん)
ここからは個人の感想。
書類などを見て試すと、確かに文字の輪郭がくっきり見えたので、小さな文字がギュギュっと詰まった文書を見る時などに便利かも。孔以外の透過性がない部分まで視界を補って見えたのにも驚いた。ピンホール半端ないな…。
どんな向きの線も自由自在!?「おもしろスケール」
創業103年の製図用品の老舗・ドラパスさん。「製図」「老舗」とお堅い印象のメーカーさんがタテ・ヨコ・ナナメ(ついでに円も)引けるという売りで販売されているのが、この「おもしろスケール」。
それ「おもしろスケール」じゃかくて
「べんりなスケール」ってやつでは?
定規にはOAデータが見易い「読み取りライン」が付いていて、この辺は定番ぽいのだが、特筆すべきは、1cm単位で目盛り部分に付く穴と、中心部のローラーボックス。
普通に横線が引ける(左)のはもちろん、この穴にペン先を指し、ローラーボックスを下へするする回転させると…。そうまっすぐな縦線も引けてしまうぞ(右)。
また1本線を引き、定規の分度器部分で角度を決めて(右)、その角度で定規を固定、ローラーボックスを上手に使えば、一定間隔できれいなナナメ線も引けるぞ(右)。
任意の2つの穴にペンを指し、片方を固定してもう一方を上下に回せば、コンパスの要領で円を描くこともできる。
使い方を覚えて、慣れるのにやや手間はかかるものの、自由自在に線が引けて楽しいというか、確かに「おもしろい」定規だぞこれ。
西暦と和暦がすぐ照合できる!?「令和定規」
最後にもう1本、サンスター文具さんの定規をピックアップしよう。ごく普通の定規だが、目盛り部分をよーく見ると…。(既に目に入っていると思うけど…ね)
㎝の目盛りと、下の西暦が対になっていて「令和◯年って西暦20◯◯年?」が(その逆も)、これに照らせばすぐわかる!
これから書類をいろいろ書く際、年次の書式を令和に、または西暦に揃える必要が…なんてとき、地味にすごく役立つはず。
15cm定規なので2033年、令和15年までは使えるぞ。
というわけで定規を3つ試してみたが、どれもまったく違う方向にユニーク&便利で、お試しの価値ありだぞ…。
(実際、線を引いてみた定規1つだけじゃん!というツッコミはなしの方向で)