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サンクレイオ翼スタッフの好きな映画を観てみよう!その①『ロスト・ハイウェイ』(1997 デヴィッド・リンチ)

前から気になっていたんですよ。映画を土台にしたビジネスをしており、当然映画好きな弊社のスタッフがどんな映画が好きなのか。

さまざまな映画を観てはいるものの、「これが一番!」という作品の話をあまり聞いたことがないなあとも思っておりまして。

そしてわたくし自身は、そんな会社の中でおそらく1~2を争うほど映画を観ていないので、映画の勉強になるし、スタッフの好きな作品を知ることで、そのスタッフの人となりも見えたりしておもしろいのかなと。(あと普通にいい映画を知りたい笑)

ということで、

・スタッフから好きな作品を聞く
・観る前の事前情報はスタッフから聞いた作品名とざっくりそのとき語られたことのみ
・ブログ記事を書くまで解説記事は読まない
・本編を1回だけ観てブログ記事を書く

というルールでやってみようと思います。

映画の解説記事は書き尽くされていますし、それが目的ではないので。

ということで、初回は弊社の社長である栗尾のおすすめ作品『ロスト・ハイウェイ』(1997 デヴィッド・リンチ)でございます!

『ロスト・ハイウェイ』を勧められたときの話

栗尾と弊社スタッフの ainai と3人で夜ごはんを食べていたときに一番好きな映画を聞きまして。

「『ロスト・ハイウェイ』!傑作やで!超名作!!」

と、いつもの栗尾の感じでうさんくさく言われた(普段の業務の中でもロジックはありつつも、ノリで適当なことをぶっこんできて振り回される)ので、まあ話半分で

「そうですかー(空返事)」

と言いつつ、観てみました。

デヴィッド・リンチの作品はこれまで観たことがなく、なんとなくあのトサカ頭のイメージと映画好きの人が観る小難しい感じのイメージが先行しすぎていたので、いいきっかけでしたかね。

『ロスト・ハイウェイ』を観て・・・

やはりめんどくさい作品でした笑

白い顔の男
2人目の女
高速からの砂漠の家
意味深な言葉

など、気になる点が各所にありつつ、結局何を言いたいのかはその他のものも含めていろいろを繋げないとよくわからん感じで。

気になった点を書き出して、いろいろと何がどうなってたんだっけ、と考えましたがまあ繋がりきらず。

ただなんとなくストーリー自体は読み解けば最終的にはシンプルになるんだろうなという内容で・・・

しっかし、まわりくどい!!!!!

あとは、デヴィッド・リンチのトサカ頭のイメージ通り、アーティスティックなセンスが爆発しており(あの髪型も個人的には好きで、センスがいいと思っており)、劇中ではシーンの撮り方もそうですが、特に最初に出てくる家の建築の感じやインテリアのセンスがめちゃくちゃよかったです。※注:映画の本筋とは全く関係ないです

栗尾の個人的なイメージ

この作品のようなまわりくどい感じは、栗尾の普段のやりとりからも感じるところがありまして。

言いたいことをストレートには言わず、まわりくどく言って伝えるようなことをしたがるようなところが。(特に社外向けの発言)そのへんはこういう作品から作られたものだったりするのかなあとか思いつつ。

自分は至極単純な人間なので、面倒だな~と思ってしまうこともありますが、この作品を観ることでちょっとそのキャパが増えたような気がしました。

作品自体もまわりくどいながらおもしろかったように思っていて、解説記事などを読めばもっと興味が湧く作品なのかなとも。気が向いたら少し探してみようと思います。

余談

オープニングではデヴィッド・ボウイとトレント・レズナー(Nine Inch Nails)のコラボ曲!(ここがコラボしてるイメージはまったくなかったので意外だし、しかしこれが疾走感があってタイトルとも合っておりかっこいい)が使われており、その点もよかったです。

こちらは原曲。これを少し変えて使ってるのかなと。

曲調的にはトレント・レズナー色が強めだとは思ったのですが、まさかボウイとのコラボだったとは。

音楽関係にもリンチのセンスを感じるところが各所あるんですが、個人的にはパーティーかなんかのシーンで使われていた曲がツボでした。

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