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収穫の秋恒例!畑違い?な推しごとの話

収穫の秋恒例!畑違い?な推しごとの話

弊社(サンクレイオ翼)は、Google検索によると映画宣伝、歯科特化型ウェブマーケティングなどが主な業務として表示されますが、「メディア企画・編集・制作」という領域があり、主に映画系メディアの記事を編集・制作、実績を積んでいます。

そんな中、収穫の秋が近づくこの季節にここ数年「畑違い」なメディアを編集させてもらっているのは、実は社内でもあまり認知されていない話で(おいおい)、今回は9月27日発売の「ニッポンの農産物LOVEWalker2024」について紹介します。

基本構成は、誌面からお取り寄せも可能な農産物ブランドやふるさと納税返礼品などをカタログ記事で紹介する年間を通して実用的な生活情報ムック本です。今年で3年目(誌名は今年リニューアル)、これまで純烈のみなさん、杉浦太陽さん、Machicoさんといった農業・農産物好きな有名人へのインタビューなどを巻頭企画してきました。

今回、その巻頭企画を大きくリニューアル。ワンテーマで通貫した取材記事を企画・構成、精鋭ライター&カメラマンの皆さんのご協力で「これは経済系・社会系メディアのルポでは?」と思えってもらえるほどのルポ特集を掲載させていただきました。

肝心のワンテーマとは「世界に誇るMade in JAPAN(な農産物)」。

Amazon 内紹介ページより

「日本の農産物って、すごく愛とこだわりを注いで良品が育てられている」「でも、それを肝心の私たちが気づいていないのでは?」「むしろ、世界で認められているみたい」「そんなスゴイ農産物があることを伝えたい!」という発想から、畜産、果物、野菜の生産者&仕掛人をピックアップ&現地取材しました。

取り上げた農産物は――

世界中の牛肉のなかでも“霜降り”にとことんこだわり輸出量も増え続ける和牛。そのなかで今、黒毛和牛の頂点を極めた「鹿児島黒牛」を育てるお三方。

(お三方の詳細は、それぞれYouTubeにて)

土壌や肥料、栽培方法にこだわり、自ら課した“7カ条”をクリアした桃だけを“1個1万円”の「シャトーブリアン桃」として販売する山梨の生産者&仕掛人コンビ。
(詳細はこちら。購入は来シーズンまでお待ちのほど)

【小野桃園】フルーツ王国山梨ブランド

今やスーパーで年中販売されるようになった「焼き芋」。その展開の先駆者にして、海外では売り場に行列ができるほどの人気商品として広めたドン・キホーテと、「紅はるか」を通年供給する茨城の生産者の皆さん。

(焼き芋へのこだわりに驚かされる動画はこちら)

――以上8人から驚きのこだわりエピソードを伺っています。なかでも品種を超えて取材対象の方々が「生産者同士は『週刊少年ジャンプ』の漫画みたいに、時にライバル、時に仲間として結束する」「より良いものを作るため悟空とベジータのようにぶつかり、時にはフュージョンも必要」という例えをされていたのが非常に面白かったです。

そう、農産物作りの世界では、実は(一昔前の)「週刊少年ジャンプ」のようなドラマが繰り広げられているのです。そういう意味では漫画の原作になりそうな逸話も結構ある気がします。巻頭企画は、付随のコラム・取材記事も含めて2万字近い、情報系ムックでは異例の試みになったと思います。

また、今回の取材企画の下地作りとして、農林水産省や産直系ECサイト「食べチョク」へもお話を伺い記事化させていただきました。なかでも一部のマニアック層に人気の「国家公務員YouTuber」、農林水産省の白石優生にお会いできたのはアガりました。タガヤセキュウシュウ。

さらに一部誌面は、昨年版に続き「最年少野菜ソムリエプロ」として活躍中の緒方湊くんにも協力を頂いたほか、弊社スタッフが地味にあるイラスト作成でリリーフしてくれています(これは内部向けの話題か)。

映画宣伝、歯科マーケティング、映画記事などがどうしても表立つ弊社ではありますが、よろしければ、こうした「畑違い」の分野でも“推しごと”させていただいていることをご周知いただけたら…と思う次第です。

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