Blogブログ
【第5回】FRAT#1 の参加レポート
つばさです。「FRAT #1」のレポート第5回なんですが、まずはこちらの写真をご覧いただきたい。
ちょっと、ノートにこんなロケット突っ立てられても困るじゃないですか…って、このロケットは何？ ペーパークラフト？ そもそも文具？
株式会社ノウト
錯視トリックノート「NOUTO」
実はこれ、トリックアートのラクガキが描かれた作品集なんです！
文具雑貨やノベリティを手掛けられている「ノウト」さんから発売されているのですが、天才ジオラマアニメーターとして知られるクリエイター・Mozuさんのイラストが30作品納められています。
パッと見、ただの「ラクガキ」なのですが、カメラである角度から撮影すると立体的に見えるんですよね。文具…というよりSNSで写真をアップして面白がってもらい、ワイワイつながるコミュニケーションツール、という感じですね。実際、Twitterでは25万リツイートされたらしく。バズり方がガチのやつ～～～！
付箋on付箋
ここで唐突ですが、「FRAT #1」のレポートの第1回からお読みいただいている貴重な読者の皆々様ならお気付きかもしれません。第1回に掲載しておりました「付箋の上にどうして付箋？」という写真。実はこちらも付箋に付箋が「貼ってあるようなプリント」が施されているトリックアートな文具。
こちらもMozuさん作のいたずら文具「付箋on付箋」なんです。ネーミング、まんま過ぎ！ そういうところ大好きです。
紙だのみメッセージお守り「JOJU」
「ノウト」さん、ほかにもいろいろユニークなものを企画されています。こちらは、誰がどう見てもお守り。
内符に「給料上げて！」とか「納期守って！」とかメッセージを添えて、上司や取引先に贈ると願いが叶う！ ……かもしれない新感覚のお守りなんだとか。ちなみにお守り袋は、知恵と幸福のシンボル・緑色とフクロウがモチーフで、内符は「PASCO」という素材を用いていて、（願いが叶わなくても）心が折れないよう願いを込めているそうです。
留めやすい！「アパレルクリップ」
なんだか「おもしろ文具専門メーカー」みたいな紹介になってますけど、決してそうじゃないんですよ！ 例えばこちらの缶入りクリップ。もともとはシャツの袖を留めるためのものなんですけど、実は紙を束ねたりするのに超便利！ ワンタッチで簡単に留められるし、よーく見ると先端が丸くなっているから紙を痛めたりしないんだとか。何という気付き、何という発想の転換！ 普通のクリップって先端が結構紙を削りそうな感じなのでこういうの助かる……。
色で覚える単語帳「イロタン」
こちらも発想の転換から生まれたアイデアものの単語帳。水に強いクリーニングのタグに用いられる紙を使っていて、濡れても平気だしお風呂でも使える優れモノ。カラフルな配色も、「色に紐づけて単語を記憶させやすく…」という工夫だったりもします。そういえば以前、「単語と“自分の好きなグループに関する言葉”を結びつけて覚える」っていうのを見たことあります。そういうやり方にまさにドンピシャかもですよね！
ノンブルノート「N」
ラストはこちら！
一件何の変哲もないノートですよね。いや実際ごく普通のノートなんですけど…。
おわかりいただけますでしょうか？ 「97」ってページ数が振られてますね。
この高品質の手帖向けの紙が用いられたページ番号＝ノンブル付きノートは、クラウドファンディングで文具好きな方々685名の支援を得て商品化されたモノ。ノンブルが付くことで、手帳を愛用している方々には「あの情報、何ページに書いたっけ？」「20～30ページには重要なメモを書いておこう」とか、手帳の活用術に幅が広がるそうなんです。まさに「かゆいところに手がとどく」、なアイデアステーショナリー。
「N」については公式サイトもあって、手帳活用のヒントや「書く楽しみ」について日々情報を発信しているようなので、わたしもちょっとチェックしてみようかなと…。
使ってSNSで発信したいおもしろ文具から、発想の転換による便利グッズ、そして文具を愛する人たちに指示されるノートさんまで、「ノウト」さんの柔らかい発想力と企画の実現力に、ただただすごいなぁ…と驚かされるばかりでした。
次回はたぶん…「ノオト」さんとはまた違う発想＆企画で見せられるノートとかご紹介します～。
