Blogブログ
このブログをスタートした理由
「オウンドメディア」という単語が爆発的に流行り、そして廃れたこのタイミングでなぜブログを始めるのか、というと、やはり“必要である”と考えたからだ。
“必要である”と思うに至るにはいくつかの理由、経緯があり、それがそのまま今回のブログのテーマにもなること。さらに意外と他社にも、またはどんな人にも同じことがあてはまる部分もあると思うので、それを説明する記事としたい。
メディアを自社でやっていない
まず第一に、自社でメディアをサービスとして提供していながら、自社自体でそれほどメディアを活用できていないことが引っかかっていた。
「メディアを~~して、~~したらいいですよ」
と言って、成果を得られているクライアントが多く、幸いにも仕事が継続しているが
「(これって自社でもできてないよな)」
「(自社でもやったらいいよな)」
と思いながら提案をしていたわけだ。
自社メディアがいくつも消えていった
実は過去に自社でメディアをやっていたこともある。
が、どれも更新が続かなくなってしまっていた。
それはビジネスにつながらなかったり、リソースが足らなくなって優先度が下がったり、いわゆるオウンドメディアあるあるが理由で止まってしまった。
なので、今回は普段の業務の中で感じたことを記事化する、という、普段の業務にプラスアルファで新たなインプットの必要がない内容をテーマにしている。
伝えるのが下手
社内のメンバーの中での事情もある。
伝えることが下手なのだ。
伝えることが下手といっても、決してコミュニケーションが取れないとかそういうことではないが、やはり重要なところで言いたいことを伝えきれないことがあり、往々にしてそれがビジネスの局面で大きなインパクトがある部分だったりする。
実際、思っていることを正直に伝えるようにしたら、現場レベルではうまくまわり始めているので、それをウェブ化できないか、と。
逆に言えば、伝え方で損をしている、と思う場面が多かったのも事実。
仕事をしていると
「これって業務範囲超えてるよな」
「当初の予定と違う」
という場合もどうしてもあるが、自社が不利な方向になってしまうこともあった。
それを各メンバーのその場の瞬発力で補いきれない場合もあるので、チームとして発信をすることで補えないか、と考えた。
社内の意識統一にもなる
同じ社内にいても、同じ方向を向いて、すべての局面で全メンバーが同じように判断できる、というのはなかなか難しいことだと痛感している。
そのため、社内のメンバーが考えていることを発信することで、他のメンバーにもこういう考え方で動いて欲しい、という意識を持ってもらうこともできるだろう。
それをブログという形でアウトプットすることで、より明確にでき、ブラッシュアップもできるのではないかと。
採用にもプラスに働く
採用にもプラスに働くかどうかは読む人次第でもあるが。。。
採用に限らず、とにかく自社のスタンスを理解してもらうことはプラスに働くことが多いと感じている。
最初から嫌われているのであれば、お互い、無理に会う必要もない。
逆に事前に好きになってくれているなら、より深い話もできるだろう。
知らせない、ということはあまり親切ではないとすら思うくらいだ。
発信することでうまくいく、という実感があること
これはクライアントへの感謝も大きいが、自社で関わっているクライアントがメディアを通じてうまくいっている姿を見てきた、というのが大きい。
「この記事を読んでくれてたみたい」
「サイトの記事をしっかり読み込んできてくれていて、その後のやりとりが凄くスムーズになった」
「考え方に共感してくれる人からの問い合わせが多くなった」
など、発信を通じてポジティブなリアクションが多く得られている、ということで、自社でこれをやらない手はないのではないか、と思っている。
思っていることがたくさんあっても、そのことを聞いてもらえる、という場面はそうそうないのである。いわば、伝えなければ誰にも気づかれないまま、すべてのことが進んでいくのである。
いいものを持っているのに出さなければいわゆる「宝の持ち腐れ」なのだ。(クライアントにもよく言うのだが、自分へのブーメランだった。。)
社長から言われた
「社長から言われた」というワードだとネガティブなやらされ感が漂うが、今回は割とポジティブな話で
「クライアントでそれだけ効果出てるんやったら、自社で同じことやってや」
と言われたこともひとつの理由かもしれない。
もともと運営という業務に疑問を抱いていた社長から、こういう言葉が出てくるほどクライアントの成果が出てきていた、と考えると割とポジティブだ。
というような理由でブログを始めよう、ということに至った。
他にも理由があったように思うが、オウンドメディアだなんだとかっていう単語の以前に、必要性があまりにも多かった、ということ。
サンクレイオ翼の仕事について知ってもらえるよう、ひとつひとつ発信していきたい。