今回もふらっと「FRAT #1」のレポートです。つばさです。
本当にいろんな文房具が紹介されていたこちらの展示会、今回は、「コンプリートする」日めくりカレンダーを紹介していきますよ～！

株式会社ケープランニングさん

https://kambevisual.co.jp/kpindex.html

前回の富国紙業さんと同じく、印刷物に適した紙の選定には自信あり！という「紙のプロフェッショナル」。上質紙やコート紙などを卸売り販売する企業さんが、昨年「日本文具大賞」（機能部門・優秀賞）を受賞した文具の2020年版が展示されていました。

卓上日めくり付せんカレンダー「himekuri・ヒメクリ」

himekuri | himekuri｜日々を楽しくするステーショナリー

いままでの「日めくりカレンダー」って壁にかけて1日1枚めくって…って「今日が何月何日何曜日なのか」しかわからなかったですよね。それを曜日ごとに配して、卓上サイズにしたのがこちら。でも、見ての通りそれだけじゃないんですよ。

なんとカレンダーは365日すべて付箋加工されていて、全部違う絵柄……！（作業量を考えるとゾワッとするレベル…）　こんな感じで1枚はがすと下の用紙は別の柄に。なので一週間の経過も可視化することができちゃうんです。はがした用紙も付箋として利用できるという優れもの。一枚一枚、そのアイテムならではの世界観があり、素敵なイラストなのでそこらじゅうに貼ってしまう……！！

himekuri 文房具

さてこのhimekuri、きっと文具好きなら胸が躍るはずの仕掛けがまだまだ残っております。
ケープランニングさんにお話を聞いたところ、「himekuri」2020年版は全部で8種類の絵柄・タイプが展開されるそう。
その中でも、例えば写真にある「MONO消しゴム」が描かれたものは、文具メーカー26社とコラボし、1枚1枚に文具のイラストが描かれた「himekuri 文房具」！めくってもめくってもあのお世話になってる文房具～～～！ 大興奮しちゃいませんか……。
イラストならではの有機的な温かみのあるタッチであらゆる文房具が描かれているのですが、そのイラストを描くのは、解説イラストなどでご活躍されるイラストレーター・萩原まおさん。

既に魅力が溢れすぎているこちらには、WEBマガジン「毎日、文房具。」さん監修のブックレットが付いてくるのですが、コラボに参加した「トンボ鉛筆」さんの頁を開いてみると、グレーのスペースがちらほら。勘のいい皆様、正解でございます。

付箋を貼って完成するブックレットなんです！！！！！！
日を重ねるごとに、素敵な付箋を一枚ずつそこに貼っていくこの感覚……スタンプラリーとか好きな方はもう胸がザワザワしておりませんか。
ちなみに写真が「カール事務器」さんの頁になっているのは、「これ、はがして貼っていいですか？」とまではケープランニングさんに聞けなかったわたしの乙女心故でございます。

ほかにも、世界中を旅するカメラマン・伊佐知美さんの写真を用いた「himekuri trip」は、貼っていくとポエムやトラベル情報満載の「旅のノート」が完成します。これ、毎日剥がす単純作業がドキドキワクワクになる、いいアイデア…！

「himekuri」の予約は10月から！

himekuri.info
「himekuri」はほかのタイプとあわせて、10月1日より販売とのことです。いや～～～～買っちゃうな～～～～～そして「文房具図鑑」と「旅のノート」絶対完成させたいですね。
「カレンダー」という日々の生活の中でほぼ必需品と言えるアイテムに、一つ楽しみを加えるとこんなにも彩りが……とかなり驚いたアイテムでした。「やっぱカレンダーは紙なんだよね～」って方、2020年はhimekuriと一緒に時間を重ねて見ませんか？

まだまだ気になるメーカーさん、来週も紹介していきます！