前回の部活動9回目の様子はコチラです。

番外編の中央線ビールフェスティバルの記事を書いた田中です。部長が匙を投げたので今回の執筆を担当します。

さて、暑さもようやく落ち着き、むしろ肌寒さを感じる日も出てきた10月も半ば。各地でオクトーバーフェストが開催されるまさにビールのシーズンが到来！となればクラフトビール部としても行かないという選択肢はない。今回は「埼玉・武蔵野ビールフェス in サクラタウン2024秋」に参戦してきた。

武蔵野線東所沢駅から徒歩約10分にある、ところざわサクラタウンで催された本イベント。2週にわたって計6日間開催されており、埼玉県内の17ブルワリーが入れ替わりで出店。また、ビールと相性のいい多種多様なフードを扱ったキッチンカーも軒を連ね、来場者を楽しませてくれる。

この日はお昼12時に東所沢駅で待ち合わせ。参加者は3人だったが、誰一人遅れずに集合。モチベーションの高さはさすが少数精鋭。早速歩いて会場へと向かうが、その道中には様々なアニメ作品のマンホールが。弊社の映画宣伝チーム、ブラウニーが担当した「オーバーロード」のマンホールもあり、わちゃわちゃと盛り上がっているとあっという間に会場に到着した(記事執筆時に調べて知ったのだが、このマンホール、夜は光るんですね）。

まず目に入ってきたのは、ちょっと場違い感すら感じる巨大な角川武蔵野ミュージアム。我先に写真を撮り始めるが、今回の会場はこの建物のすぐ横の中央広場。開場から1時間と少し経った頃に到着したが、すでに多くのお客さんが来場していた。

我々も1杯目を手にすべく物色スタート。とりあえずは各自で調達する流れになった。真っ先にお店を決めた部長は、麦雑穀工房(小川町)さんのベリーマッチをチョイス。小川町産のブラックベリーとダークチェリーのピューレが使用されたフルーツエールで、赤が映える！

今回は撮影を担当する相内は、CARVAAN Brewery(飯能市)さんでこの季節らしいパンプキンエールをセレクト。ほんのりシナモンとかぼちゃのタネ(？)を感じたようで、みずみずしく、ゴクゴクいける飲みやすさとのこと。

2人が早々に購入するのを横目で見ながら、自身は目移りが止まらない。“事前に目をつけていたお店”に直行とも思ったが、逡巡した挙句、AQUWA brew works(さいたま市)さんの4種飲み比べセットに。やっぱり1種類でも多く楽しみたいと思ってしまう“せこさ”が出てしまったが、これが正解。見た目も味も4者4様で、ビアフェスに来た！感を堪能できた。

さんざ悩んで時間がかかってしまったが、テーブルに戻ると部長がフードをゲットしてくれていた。1日10食限定の牛すじポン酢、肉汁溢れる餃子、どちらもビールによく合う！加えて、名前と写真に惹かれたベルプリというインド料理を購入。ピリ辛でビールがすすむコーンフレーク！といった感じ。いったい何種類の具材が入っているのか、食感も楽しくクセになる。

そんな会場にはミニステージがあり、フリーライブも行われていた。フェス感を高めており、さらにビールがすすむ！そうこうしていると、部員ではない大島が飛び入りで現地入り。誰も来ないと思っていたので、こういうフットワークの軽さはすばらしい。

続いて各自の2杯目以降をまとめて紹介。

と、購入自体は個人プレーだが、互いに試飲をしたりさせたりで結構な種類と量のビールを飲んだ。想像以上の日差しの下、気づけば3時間ほど立ちっぱなしで飲み食いしていたので、ミュージアムに併設されているカフェに移動。ちょっとのんびりしたのち、日も傾き始めたのでこれにてお開きとなった。

3連休の初日で混雑を覚悟していたのだが、ビールもフードもスムーズに調達できたし、フリーのスペースも使えて終始快適だった。秋晴れと言うにはちょっと暑すぎたくらいではあったけど、青空の下で飲むビールは格別でした！

後日談。上記で“事前に目をつけていたお店”というのが、Teenage Brewingさんなのだが、缶のビジュがとにかくいい。そして、埼玉県ときがわ町にはTeenage Brewingさんの醸造所と飲食を楽しめるタップルームがあり、ぜひここに行きたい！という気持ちが高まっている。部の活動で行けるように、おみやげビールと共に社長にプレゼンしたいと思います。