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「1日限り」の商品発表も、本質は映画のプロモーションと同じだった!?エンタメの技術で新領域に挑んでみた!
いつもの雑談から、まさかの驚き
いつもお世話になっている映画業界のクライアントさまと近況を話しているとき、「実は先日、コンタクトレンズのメディア解禁を担当したんです」とお伝えすると、よく驚かれます。
「えっ! 映画じゃなくて、一般向けの商品もやってるの!?」と。結果的にメディアへのアプローチは変わらなかったので、私は驚かれることに新鮮味を感じ、やっぱり珍しいのかな…それならブログに書いておこうと思いました!初心忘るべからずです。
正直、私自身も最初にこのお話をいただいたときは、「エンタメじゃなくて、一般的な商品のプロモーション!?」と、驚きと私の領域ではないかもしれないと不安を感じました。
きっかけは、同僚が懇親会で知り合った自治体などの広報担当者さまから、「マスコミへの情報解禁とメディアへのアプローチを手伝ってほしい!」とご相談をいただいたことでした。
最初にお話を伺ったときは、「商品の解禁かぁ。どこか会場を借りて立派な記者会見を開くのかな。そうなると事前の資料作りから当日もバタバタして、かなり大がかりになる…大変だ…」と、以前ちょっとだけ見聞きしたことのある記者会見の現場を想像しながら、緊張と大変そうだなぁ…できるかなとか考えていました。
でも、具体的な内容を聞いてみると、今回は「新商品のCMが完成したから、そのニュースを広く世の中に届けたい」というご要望だったんです!
「……あれ?」と拍子抜けな気持ちになりました。これは、私が普段やっている映画の「公開日が決まりました!」とか「予告編映像を解禁します!」という仕事と、びっくりするほど同じ内容だったんです。ちょっとホッとすると同時に、今度は「でも、映画とか映像、エンタメの私が動いて、本当にニュースとして取り扱ってもらえるのかな?」と、今度は初めての領域への不安がじわじわと湧いてきました。不安は探せばどこにでもあることを身をもって感じました。
映画のプロモーションでは、情報の第一報(初めてその作品を世に出すとき)のときに、テレビの朝の情報番組やスポーツ新聞、たくさんのWEBメディアにいっせいに取り上げてもらうための仕掛けを作ります。
今回のクライアントさまの願いも、まさに「テレビとWEBメディアで大きく話題にしたい!」というものでした。扱う対象が映画からコンタクトレンズに変わっても、メディアの記者さんに取り扱ってもらうための本質はきっと変わらないはず…。
「これなら、これまでの経験がそのまま活かせるかもしれない!」
ちょうどエンタメ以外の新しいことにも挑戦してみたいタイミングだったので、少しの不安と、それ以上のワクワク感や好奇心を胸に、思い切ってお引き受けすることにしました。
決まらない解禁日にモヤモヤしながらも、エンタメ仕込みの“スピード感”と“粘り強さ”!?
ただ、いざプロジェクトが始まると、いつもの映画業界との違いに驚かされることになりました。一番ハラハラしたのは、「情報解禁日」が決まるまでのスピード感と、調整の大変さでした。
今回は、CMに出演されているタレントさまの所属事務所、商品の企業さま、そして商品を販売する量販店さまなど、本当にたくさんの人が関わっているはずなので、「この日はどうでしょう?」と候補日は出るものの、なかなか正式な解禁日がカチッと決まりませんでした。
しかも、最初にご相談いただいた時点で「遅くとも1ヶ月以内にはメディアに出したい」という、なかなかタイトなスケジュールでした。
私は、メディアの立場で一番扱いやすそうな曜日や日程を逆算しながら、いくつかの候補日をご提案し続けました。クライアントさまと日に何度も「解禁日、決まりそうですか……?」「うーん、まだなんです……」と連絡を取り合う日々。いつ決まるんだろうとドキドキしつつも、確認が日課になってゲームをしているような感覚で、少しだけどこか楽しんでいる自分もいました。
映画のプロモーションだと、早い時は3ヶ月以上前からスケジュールが決まっていることも多いんです。(実は、解禁日まで情報を誰にも言わずに隠しておくのも、いつも裏でドキドキしていたりします)。今回は関わる方が多かったり、直前にお声がけいただいたこともあって、本当に怒涛のスタートでした。
でも、映画、エンタメを取り扱っていると、急なニュース対応といった「超短期のスケジュール調整」で日常的に揉まれているのでスピード案件にアドレナリンが出たりします。(笑)過去には、木曜日に急遽やることが決まったニュースを、出演者の方々の事務所へ猛スピードで確認を取って、土曜日の昼にはメディアに一斉掲載してもらう……なんていう特急の経験もありました。
今振り返っても、あの時のスピード感や、クライアントさまのために諦めない気持ちは、これまでの現場で泥臭く培ってきた粘り強さだったのかなぁと思います。おかげで、今回の解禁日が決まってからのスピード勝負?も乗り切ることができました。
メディアの反応に一安心!もっとやってみたい欲が出てきたり…!?
いざ解禁日も決まり、メディアの皆さんへプレスリリースを送り、電話でのアプローチを始めました。
すると、思っていた以上にメディアの担当者さんから「掲載の準備進めてます!」「もう少し別の素材(写真)ってないですか?」「SNSに前日告知出してもいいですか?」といった、嬉しい反応が次々と返ってきたんです。それは、私が普段、映画のプロモーションで感じている手応えと全く同じ、もしくはそれ以上のものでした。
「映画専門の会社だから、商品のニュースは扱いにくいな」なんて敬遠されたらどうしよう……という最初の不安は、完全に杞憂に終わりました。いくつかのメディアから「映画以外のこともされるんですね!」と新鮮に驚かれつつも、いつも通りお話できて、私にとって大きな安心と、何よりの自信になりました。
そして解禁日の当日。
狙い通り、テレビのワイドショーや多数のWEBメディアで、しっかりと紹介されました。事前にある程度の手応えはあっても、やっぱり実際の画面や記事で確認できた瞬間は、何度経験してもホッとして喜びが込み上げてきます。
ご依頼をいただいてから、わずか半月ほど。本当に濃密で、駆け抜けたプロジェクトでした。ありがたいことに、クライアントさまからも感謝と満足の嬉しいお声をいただくことができました。
もし、また商品のプロモーションのお仕事ができるときには、プロモーションに関わる人間として、「もっと企画の最初の段階から一緒に取り組まさせてもらえていたら、エンタメの経験を活かしもっと面白い仕掛けや、さらに大きな話題を作れたかもしれないのに……!」という、前向きな悔しさと野心がムクムクと湧いてきました。そして今回の経験を経て「タレントさんを呼んだリアルな記者会見」の現場もやってみたいかも…と素直に思い始めました。
今回は初めての一般商品プロモーションで、最初は不安ばかりでしたが、終わってみれば「エンタメ業界で揉まれて磨いたアイデアや粘り強さは、どこに行ってもちゃんと武器になるんだ」と、私の中ですごく大きな自信をもらうことができました。このフットワークの軽さと突破力を大切に、これからも新しい領域へどんどん飛び込んで、面白いプロモーションをやっていきたいなと、ワクワクしています!
解禁したコンタクトレンズ案件(これはメイキング動画)はこちら↓↓↓
※公式がないので、いつもお世話になりまくりなオリコンニュースさんから拝借させていただきます。
ちなみに……
たまたまなんですが、このメーカーさんのコンタクトレンズ、私自身がもう数十年も使い続けているガチの愛用品なんです(本当に1日中、目が乾かなくて最高なんです!)。なので、個人的にもこのお仕事に関わることができて、なんだか勝手に運命を感じてしまい嬉しかったです!







