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歯科のSEOで患者さんが来ない理由、それは“地域外”からのアクセスかも
「SEOを頑張ってアクセス数が増えた」
それ自体はとても良いことです。ただ、アクセスが増えても実際の来院につながっていないと感じている先生もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯科医院のWeb集客においては、全国からのアクセスより、医院の近くにいる(来院してくれる)患者さんに見られているかが最も重要です。
今回は、そんな「地域を意識したSEO」についてお話しします。
歯科医院のSEOは“全国区”では意味が薄い
「入れ歯とは」「インプラントの種類」「親知らず 抜歯 方法」といった情報系のキーワードで上位表示されると、確かにアクセス数は増えます。
しかし、そのアクセスは、決して先生の医院の近くに住んでいる方からのものだけではなく、大半は全国各地からのもので、医院に来院できる人とは関係のないユーザーです。
実際、SEO経由のアクセスは都道府県別の人口比率にほぼ比例することが多く、東京・大阪・神奈川といった大都市圏からの流入が自然と多くなります。
つまり、地方や中規模都市の医院がいくら記事を読まれても、遠方からのアクセスばかりでは来院にはつながりません。
なぜこんなにアクセスが来ているのに患者さんが来ないんだろう、と思われた先生は、アクセスの地域を分析してみましょう。調べてみたい先生はぜひ弊社にご相談ください!
重要なのは「地域+治療内容」の掛け合わせキーワード
では、どうすれば来院につながるSEO対策になるのでしょうか?
鍵となるのが、「地域名」+「治療内容」のような、明確に医院を探している人が検索するキーワードです。
例:
・「渋谷 入れ歯専門」
・「新宿 インプラント 無料相談」
・「〇〇駅 入れ歯 うまい」
こうした検索をしている人は情報収集を終えて、まさに今「どの医院に行こうか」と検討している段階です。
アクセス数は少なくても、“来院につながる可能性が高い”≒質の高い流入が期待できます。
全国から読まれるブログに意味はないのか?
では、全国から読まれるような情報系のブログには意味がないのでしょうか?
実はそんなことはありません。ただし、“役割”が違います。
「入れ歯とは」「インプラントの種類」「抜歯の痛み」といった情報は、直接的に来院につながるとは限らないものの、医院への信頼感を高める役割を持ちます。
患者さんは医院を選ぶときに、検索結果に出てきた複数のサイトを比較しながら、より詳しく・丁寧に説明している医院を選ぶ傾向があります。
つまり、情報系のブログ記事があることで、「この先生は知識が豊富そう」「ここなら相談しても大丈夫そう」と感じてもらいやすくなるのです。
逆に、そうした情報発信が一切ない医院は、比較されたときに選ばれにくくなるとも言えます。
SEOワードには「直接来院につながる地域ワード」と「間接的に信頼を築く情報ワード」の2つがあります。
どちらか一方ではなく、役割を理解してうまく使い分けていくことが、これからのSEO対策では重要です。
SEO対策というと、「アクセス数を増やすこと」が目的のように語られがちですが、歯科医院にとって本当に重要なのは“来院につながる≒質の高いアクセス”です。
この違いを意識して、“誰に向けて”記事を書くのか、地域名をどう盛り込むのかを見直していきましょう。
次回の記事では「地域+治療内容」のSEOで実施すべき施策をご紹介したいと思います。
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