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そのメニュー、気づかれていますか?(特に高齢者をターゲットとしている場合)
今作られているホームページのほぼ100%に、スマホの場合こういうメニューが出てくると思います。ページの右上か左上ですね。
先生がたには名称自体はあまりなじみがないかもしれませんが「ハンバーガーメニュー」と言われるものです。(見た目がハンバーガーのようなのでこういう名称で呼ばれています)
タップすると、中に入っているメニュー(ページ)がずらりと出てきて、そこから各ページに移動していける、というもので、便利です。そう、便利なはずなのですが!
便利さに気づかない人がいる
ただし、その便利さに気づかず「どこから別のページに行ったらいいのかわからない」という人がいることを意識したことはあるでしょうか?
業界的にも、あまりにも一般的になったがゆえに、思考停止でハンバーガーメニューを採用してしまいますが、先生の医院のホームページを見る年齢層の方は、ハンバーガーメニューをスムーズに操作できるでしょうか?
特に高齢者層をターゲットとしている場合、ホームページの操作性に配慮する必要があります。
どれだけ見た目がよくても、機能がイマイチなホームページでは成果は出しにくいでしょう。
例えばハンバーガーメニューの場合、3本の線の下に「MENU」や「メニュー」という文言を入れる、そもそも使う人が分かりやすいように、ハンバーガーメニューではない見た目にするなどの対策をすることが考えられます。
実際、先日初めてお打ち合わせした医院さんのデータを拝見させていただいても、今回のハンバーガーメニューの箇所が一因で、見て欲しいページにたどり着きにくくなっているのでは?ということになり、すぐに修正していただくことになりました。
操作性が気になる場合、家族にホームページを見てもらいましょう
実際、ホームページの操作性がどうなのか、と気になる場合、業者さんにチェックしてもらうの当然ひとつの手ですが、それなりに費用がかかります。
そこで、一番すぐできるのは、ターゲット層の年齢に近い家族の誰かにホームページを見てもらうことです。
操作しているのを横で見ていれば、
「あ、そのメニューに気づかないんだ」(今回のハンバーガーメニューなど)
「そのページを読み終わったらこっちに行って欲しいのに、TOPページに戻ってしまうのか」
などという部分に加えて、
「ここの文字の大きさが読みにくい」
などの感想ももらうことができます。
先生自身がホームページを見ていると、ホームページを作っている人でもあるので
「こうやって操作してくれるはず」
という前提で見てしまいますが、実際ホームページを見ている人との乖離に驚かれるはずです。
“家族にホームページをみてもらう”ぜひお試しください。
※業界側でも今回の記事のような部分に対応するためのサービスが出てきています。一例としてこちらをぜひ。
ペンシル、60代社員が検証 シニア目線でサイト改善
https://www.pencil.co.jp/media/20240516_01/