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先生の医院は「ホームページ制作・運用会社さんがちゃんと対応してくれている」と感じますか?
先日、ある歯科医院の先生から、ホームページの運用について次のような相談を受けました。
有名な歯科医院も多く利用していると評判の某ホームページ制作会社に、テンプレート制作と月々の運用を依頼しました。
最初は期待していたのですが、実際に対応してもらったのは、経験の浅い新人担当者でした。打ち合わせの際も、その新人担当者が主に対応しており、対応の質や提案内容に満足できていません。
この状態で約1年間、サービスを継続してきましたが、期待していたほどの集患効果が得られず、非常に困っています。ホームページの運用を通じて患者数の増加を図りたかったのですが、現状では改善が見られず、効果が出ないまま時間だけが過ぎている状況です。
ご相談のポイントとしては・・・
①有名な歯科医院も手掛けているホームページ業者に依頼をした
②経験の浅い新人が担当者になった(優先度が低いと判断された)
なので、ホームページからの集患効果(結果)が出なかったということです。
代理人選びで失敗するサッカー選手の話
それと時を同じくして、最近、YouTubeで「代理人選びで失敗するサッカー選手」についての動画を見ました。
※代理人とは、サッカー選手がより良い契約を結ぶためにサポートするエージェントのことで、選手のキャリアを管理し、チームとの交渉を行います。
そして「むむ??これは(前述した)先生からの相談内容と同じ構図なのでは?」と思ったのです。
※リンク先の動画の1分30秒あたりから4分ほどまでが該当箇所です
サッカー選手が代理人を「有名な選手を抱えているから」という理由だけで契約をしてしまうと、自分の優先度が低くなり、結果的に良いチームに移籍できないことがある」といった内容でした。
代理人の中には、特定の有名な選手(移籍金が高い)にばかり注力し、その他の選手を後回しにするケースがあるそうです。これにより、後回しにされた選手は期待する結果が得られず、キャリアに悪影響を及ぼすことがあるそうなのです。
ポイントとしては・・・
①有名な選手を抱える代理人に依頼をした
②対応を後回しにされた(優先度が低いと判断された)
その結果、良いチームに移籍できなくなり、キャリアに悪影響を及ぼしたということです。
歯科医院とサッカー選手で業界はまったく違いますが、構図としてはまったく同じなんですよね。
歯科医院のホームページ業者選びと代理人選びで失敗するサッカー選手の共通点
成功している歯科医院を手掛ける業者も、必ずしも全てのクライアントを平等に扱うわけではありません。
なぜ平等に扱うわけではないのかという理由を考えるときに、代理人の話に戻ると
例えば、1人の代理人が10人の選手を抱えていたとします。クリスティアーノ・ロナウド選手はその中でも優先度が一番高くなるのは当然です。なぜなら、クリスティアーノ・ロナウド選手の名声と実績は代理人にとって大きなビジネスメリットとなるからです。
逆に、優先度の低い選手は移籍期限ぎりぎりまでなかなか交渉が進まなかった、というパターンもあるそうです。困りますよね。。
同様に、成功している歯科医院のホームページを手掛ける業者も、実績のある(お金を出してくれる)歯科医院の仕事を優先しがちです。これにより、新規の相談やまだ成功していない医院の依頼は後回しにされることがあります。
有名な歯科医院も手掛けているホームページ業者は・・・
・実績のある(お金を出してくれる)歯科医院の仕事を優先する(新規や普通の医院は後回し)
有名な選手を抱える代理人は・・・
・有名な選手(移籍金が高い)を優先し各チームにアピールする(知名度の低い選手は後回し)
優先順位の違いが生む影響
ホームページ業者が「成功している歯科医院を手掛けています!」と宣伝しているのは先生にとっては一見魅力的に見えますが、その成功した医院からの依頼が常に優先され、見込みの見えにくい新規の相談や普通の医院に対しては、経験の浅い担当者が割り当てられることもあります。このため、質の高いサービスが提供されず、期待通りの結果が得られないことがあります。
今回見た動画の中では、本田圭佑選手が過去に代理人について「良い選手を抱えている代理人だからといって契約すると、必ずしも自分が優先されるとは限らない」と語ったことも紹介されておりました。まさにこれがホームページの制作・運用業者選びにも当てはまります。
今依頼をしている、業者を見極めることがカギ
では、どうすれば成功への道を切り開けるのでしょうか?答えはシンプルです。
「今依頼をしている、業者を見極めること」です。自分の医院を本当に優先してくれる業者なのかをWEBのプロである第三者からアドバイスを貰うことが重要となります。
ホームページ制作・運用におけるセカンドオピニオンの重要性
ホームページ制作や運用においても、第三者からアドバイスを貰うこと(セカンドオピニオン)は非常に重要です。今回、冒頭でご紹介した先生が弊社にご相談してくださったのは「現在の業者に不安を感じ、他の専門家の意見を求めたい」と考えたからではないでしょうか。
患者様が先生にセカンドオピニオンでアドバイスを受けるのと同様に、ホームページ制作や運用においても専門家の適切なアドバイスが必要です。もし、現在の業者に不満や不安があるなら、そのままの関係性を続けるのは適切ではありません。
業者とのやり取りがスムーズでない場合や、今後の計画がうまくいくかどうかに不安を感じるなら、WEBのプロである第三者のアドバイスをもらうとよいでしょう。
弊社では、歯科医院の先生方に向けて、WEBに関するセカンドオピニオンを提供しています。現在お付き合いのある業者のホームページ運用や広告、戦略など不安のある部分をしっかりとヒアリングし、適切な提案を本音で行います。
歯科医院様が抱える悩みに真剣に向き合い、パートナーとしてお手伝いします。ぜひ、お気軽にご連絡ください。