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AIでは真似できない!“症例紹介”を活用して他院を出し抜く3ステップ

AIを活用すれば、情報提供型のブログ記事を手軽に作成できるようになりました。
しかしその一方で、「どの医院も似たようなことを書いている」という状況も生まれています。

こうした中で、AIには再現できない“先生にしか書けない情報”として注目されるのが前回の記事でもご紹介した「症例紹介」です。
とはいえ、最初から詳細な記事を用意するのは負担も大きいものですし、実際戸惑う先生が多いように思います。

そこで今回は、無理なく症例紹介記事を構築していくための3つのステップをご紹介します。

STEP 1:まずは“症例紹介ページ”を作りましょう

近年、Web上の情報の見られ方は大きく変化してきています。
文章をじっくり読む前に、まず見た目で情報を判断する人が増えているのが実情です。

そのため、治療前後の写真がずらりと一覧で並んでいるだけでも、「実績が豊富」「治療に慣れている」という印象を直感的に伝えることができます。

症例紹介というと、文章や構成を丁寧に考える必要があると感じるかもしれませんが、まずは写真だけでも掲載する価値は十分にあります。

先生のまわりの競合医院は、症例紹介ページすらない医院が9割以上ではないでしょうか?まず症例紹介を載せるだけでもそれだけの差別化ができるということなのです。

※症例紹介の掲載にあたっては、医療広告ガイドラインに準拠する必要があります。掲載内容については、弊社までお気軽にご相談ください。

STEP 2:症例ごとに簡単な解説を加えましょう

次のステップは、各症例に簡単な解説文を添えることです。
専門的な用語や細かな治療手順を並べる必要はありません。

以下のようなポイントを押さえるだけで、患者さんにとって非常にわかりやすい内容になります:

・来院された理由や背景
・どのような選択肢があり、その中でなぜこの治療を選択したのか
・治療後の変化や、患者さんの反応

このような「治療に至るまでの過程」を言語化することで、読者(患者さん)は自分に重ねて読みやすくなります。
また、AIが生成する一般的な説明記事との差も明確になります。

ここまでできればほとんどの医院に勝つことができるでしょう。

STEP 3:長期経過を含めた症例を紹介しましょう

さらに差別化を図るには、長期的な経過を含めた症例紹介が非常に有効です。ここまでくれば圧倒的とも言え、しばらく競合は追いつけないでしょう。

治療の直後ではなく、数年〜十数年にわたるフォローを記録した症例は、他院との差別化だけでなく、医院のスタンスそのものを伝える強い要素となります。

たとえば:

・10年前に製作した入れ歯を、現在も快適に使用されているケース
・長年にわたり通院されている方の、定期管理の記録
・初診から複数段階にわたって口腔内の改善が進んだ例

こうした症例は、技術的な実績に加えて“継続した信頼関係”を伝える役割も果たします。
また、AI要約などでは再現できない「時間の積み重ね」は、患者さんにとって大きな安心感につながります。

患者さんの顔出しもOKであれば、先生と一緒に写真を撮ったり、顔出しNGでも、顔を隠す加工をして出すこともできるでしょう。

このように、症例記事は、最初から文章量の多いページを作成する必要はありません。
・まずは症例写真を一覧化する
・次に、患者さんの背景や治療経過を簡単に記述する
・最後に、長期経過を通じて医院の信頼性を伝える

段階的に構築することで、AIでは決して再現できない、“実際の診療に基づいた情報発信”が実現できます。

ブログやホームページ上で「先生だからこそ書ける」内容を届けることが、これからの時代の患者さんとの信頼構築に大きく貢献するはずですので、少しずつでも取り組んでみてください。


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