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症例紹介は“書いたあと”が大事。患者さんが症例ページを見つけやすくする3つの工夫+α
せっかく時間をかけて症例紹介の記事を書いても、ホームページの中に埋もれてしまって患者さんの目に触れなければ意味がありません。
記事を書いて「ふう、疲れた。。満足」となっていないでしょうか?
症例は「書く」ことと同じくらい、「見せる」「誘導する」設計が重要です。
今回は、症例紹介ページを見つけてもらえるホームページの工夫についてご紹介します。
これらの工夫は弊社のようなホームページ制作会社の方で対応することができ、先生にご苦労はありませんのでご安心ください!
①トップページからの導線を確保する
まずは、トップページに症例紹介ページへのバナーやリンクを設置しましょう。
ファーストビュー(画面を開いてすぐ見える範囲)に近い位置に「症例紹介はこちら」などのリンクがあることで、多くの人が症例紹介ページにたどり着けます。
院内の雰囲気や診療内容と同じくらい、「どんな治療をしている医院か」は関心の高い情報です。目立たせて損はありません。
特化した治療を提供しているのであれば、「ドイツ式入れ歯の症例はこちら」「オールオンフォーの症例紹介はこちら」などの具体的なワードで医院の特色を間接的にアピールすることも有効でしょう。
②メニュー(ナビゲーション)にも症例紹介を加える
グローバルメニュー(ヘッダーやスマホの三本線メニュー)に「症例紹介」の項目を追加しましょう。
こうすることで、いつでもどのページからでも症例紹介ページにアクセスできる状態が作れます。
ただし、それだけではまだ弱いように個人的には思います。
さらに加えて、ナビゲーション内で目立つように見た目にひと工夫加えるといいでしょう。
たとえば:
- メニューの中でも「症例紹介」だけ色を変える
- 小さなアイコン(歯のマークなど)を添える
- メニュー内で一番上や右端に配置する
- ボタン風に囲みや背景色を変える
このような工夫によって、患者さんの視線を引きやすくなり、症例ページへの誘導率が確実に高まります。
③スクロールに合わせた“ポップアップ誘導”が効果的
サイト閲覧者の多くは、リンクを探すよりも「目に入ったものを自然にタップ・クリックする」傾向があります。
そのため、スクロールに応じて画面の端や下部に「症例紹介を見る」などのポップアップを表示する仕掛けは非常に効果的です。
・常に画面の端に表示される小さな誘導ボタン
・一定のスクロール位置に達すると表示されるバナー風ポップアップ
・数秒後にふわっと出てくるバナー
このような誘導は、スマートフォンだけでなくパソコンでも視認性が高く、クリックを促す設計として有効です。
先生の心の声から「それって邪魔に思われるのでは?」と聞こえてきました笑
ただし、もしバナーやポップアップを邪魔に思って閉じられてしまったとしても、症例のページがあることを患者さんに認知させることができれば第一のゴールではないかと思うのです。
というのも、そもそも症例のページがない医院が9割以上ですので、そのページがあることを認知させるだけでも大きな差別化となるからです。
加えて、症例記事の末尾にも“一覧リンクや関連記事”を設置する
①~③の仕組みを使って誘導し、個別の症例記事を読み終えた患者さんに向けて、「他の症例を見る」ための導線を設けることも非常に重要です。
これは、1記事だけ読んで離脱されてしまうのを防ぎ、複数の症例を見てもらうことで医院全体の実績や対応力を印象づけるためです。
● たとえば、記事末尾に以下のような一文とリンクを設置することで、シンプルに誘導できます:
他にも多数の症例を掲載しています。
→ [症例紹介一覧はこちら]
● さらに、関連記事(同カテゴリの症例)を自動で表示する機能を活用するのも有効です。
「この症例を見た人はこんな記事も読んでいます」といった形で表示されることで、読者の関心に近い情報を自然に届けることができます。
この「関連症例の自動表示」は、患者さんのホームページ内の回遊性を高める仕組みとして非常におすすめですので、弊社が制作するホームページでは必ず使用するようにしています。
このように、症例記事は「書いて終わり」ではありません。
むしろ、患者さんにどう見てもらうか=導線設計がその価値を左右します。
見てもらえなければ宝の持ち腐れです。
・トップページからのバナーやリンク
・グローバルメニューへの追加
・スクロール中に自然に表示されるポップアップ誘導
・記事末尾の一覧リンクや関連記事の自動表示
これらを設定することで、症例が読まれる、そして結果的に選ばれる医院になるでしょう。ぜひご検討ください。
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