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アクセス数、前月と比べて焦っていませんか?本質が見える“推移”の視点とは
Googleアナリティクスやサーチコンソールのアクセスレポートを見て、「先月よりアクセスが減ってる…」と焦った経験はありませんか?
この“前月比較”だけで評価をしてしまうと、実際の状況を正しく読み取れないことがあります。
なぜなら、歯科医院のアクセス数は年末年始などの祝日、その月の日数(2月は日数が少ない)などの季節要因によって毎月変動しやすいためです。例えば、5月や1月などはゴールデンウィークや年始休診の影響で、アクセスが自然と減少する傾向があります。こうした時期に前月と単純比較してしまうと、不要な不安を感じたり、誤った判断をしてしまうことになりかねません。
まず見るべきは「前月」ではなく「前年同月」
こうした季節要因の影響を避けるために、アクセス解析の基本としておすすめなのが「前年同月との比較」です。
1年前の同じ時期と比べることで、季節的な変動を考慮した上での“本質的な伸び・落ち込み”が見えてきます。
例えば、昨年の6月に月間1,000アクセスだった医院が、今年の6月に1,200アクセスを記録していれば、前年比で20%の成長です。前月比だけで見れば微減に見えたとしても、実際はしっかりと成果が出ていることがわかります。
でも「前年」もあてにならない?その時は「推移」で判断
ただし、「前年同月」との比較も常に正しいとは限りません。
たとえば、昨年はホームページをリニューアルしたばかりだった、あるいは一時的に広告を出していたなど、前年と現在で前提条件が大きく異なるケースでは、数字の比較が誤解を招く可能性があります。
そうした場合に有効なのが、「直近6ヶ月〜12ヶ月間のアクセス推移」を見る方法です。
時系列でアクセスの動きを見ることで、一時的な変動なのか、長期的な傾向なのかを判断することができます。
特に、どの時期にアクセスが急増・急減したかを把握することで、その背景となるコンテンツや施策の効果も分析しやすくなります。
弊社では「前提条件に応じたレポートの視点」を意識しています
弊社では、毎月のアクセスレポートを作成する際に、単なる「前月比」や「前年同月比」だけでなく、その時々の施策状況や外部要因を考慮した“推移視点”を大切にしています。
たとえば、院内ブログの更新頻度が上がった月や、新たな治療ページを公開した時期は、アクセスの増減をその施策とセットで見ていくようにしています。
また、特定の検索キーワードや地域名での流入変化も、定点ではなく“流れ”として捉えることで、表面的な増減に惑わされず、実際に成果につながっているかどうかを判断できるようになります。
表面的に「お!」という変化があったときこそ、単純に一喜一憂せず、その要因を明確にし、その後の成果に繋げるようにしましょう。
あとは、取り組んでいることさえ間違っていなければ、一時的なアクセスの減少なども気にせず施策を進めていくことが重要でしょう。
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